検討されているのはスウェーデンで作られた女性キャラクターやジェンダー問題を考慮するゲームに認証を与えるというもの。同国のゲームスタジオが開発するゲーム内容や自社内で、男女平等と多様性を促進していることが認証を受ける条件となるようです。
レーベルの設立プロジェクトを率いているのは、スウェーデンのゲーム業界団体Dataspelsbranchen。女性キャラクターやジェンダー問題を検討するために、同国政府が出資するイノベーションエージェンシー「VINNOVA」より272,000クローナ(約427万円)の出資を受けています。
プロジェクトマネージャーAnton Albiin氏は、ゲームが空想を超え、文化的な表現となり得ると語り、ゲームがより多様な職場づくりに貢献し、物事の考え方に変化をもたらすことができる説明しています。また、同氏はジェンダー問題に対する世界の他のプロジェクトを知らないと語り、スウェーデンがこの分野での灯台になりたいと述べています。
まだレーベルが設立されていないため、具体的にどのようなものになるのか、ゲームに与える影響がどうなるかは不明ですが、北欧のゲーム先進国であるスウェーデンがジェンダー問題に乗り出す意義は大きなものとなりそうです。
記事提供元: Game*Spark
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
マインクラフト
-
「仕事はむしろ全部選んでる」四角いキティちゃんが『マイクラ』に訪れるサンリオコラボDLC「Hello Kitty and Friends」リリース!「シナモロール」や「クロミ」たちと台風を乗り越え四季を過ごす農園生活
「シナモロール」が突然家に遊びにきたり、「ポチャッコ」が町…
-
映画「マインクラフト/ザ・ムービー」日本公開日が4月25日に決定!GWは“マイクラワールド”へ飛び込もう
-
『マインクラフト』テスト版で15年の時を経て新種の「ブタ」が登場!全ての木々に落葉パーティクルを実装し「落ち葉」も追加するなど数々の新要素をお披露目
-
にじさんじ・イブラヒム建築を見学!今年アツかった「VCRマイクラ」の聖地を巡ってみよう―“漁師組合”の釣り堀や“おかあさんといっしょ”ハウスなど、名場面とともにご紹介