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2015年に開催される次の超会議の詳細がついに明らかに、と思いきや……? |
ニコニコ超会議は「ニコニコ動画のほぼ全てを地上で再現する」をコンセプトに開催されている大規模イベント。「歌ってみた」、「踊ってみた」、「ゲーム」など、ニコニコ動画でおなじみのカテゴリを極力網羅しているのが特徴です。これまでは千葉・幕張メッセの1~8ホールとイベントホールを併せた57000平米で開催されていましたが、2015年4月25日~26日の開催が発表された「ニコニコ超会議2015」は9~11ホールも含めて増床。計75000平米の広大なスペースで開催されることになりました。
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超会議のリアル来場者は増加の一途。一番下は少し見づらいですが124,966人です |
次なる発表は全国10ヶ所の書店で開催される、ネットと書店が連動したユーザー参加型イベント「ニコニコ書店会議」。ゲーム実況や人気作家のサイン会などで「書店の新しい可能性を追求する」とした同イベントは、11月9日に鳥取・本の学校 今井ブックセンターで開催された第1章で普段の5倍にも及ぶ集客に成功。きたる第2章は11月23日に北海道・留萌ブックセンターで開催されます。第5章~第10章までの会場は今後公募で決定するとのことで、会場選定すらニコニコらしいユーザー参加型になっています。
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来客数を5倍にはねあげさせたという「書店会議」。第2章の開催が間近です |
また、12月5日~7日に開催される「ニコニコ国会議 ~Japan Internet Culture Festival~」の告知も行われました。「ニコニコ町会議」が地方出張版だとすると、この「国会議」は海外出張版。シンガポールで開催される「アニメ・フェスティバル・アジア 2014」と併催して、ネットを介してシンガポールの地と日本をつなぎます。英語ベースとなっていますが、公式サイトでは展示内容やプログラムを確認できます。会場はシンガポールのマリーナ地区にある「サンテック・シンガポール国際会議展示場」。会場に駆けつける猛者は現れるでしょうか?
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シンガポールで開催される「国会議」。聖地巡礼するにはさすがに遠いですが…… |
以上でつつましく「ニコニコ超会議 2015発表会」は終了……ではなく、ここで新企画がお披露目。2015年1月31日~2月1日に千葉・幕張メッセにて「闘会議 2015 GAME PARTY JAPAN 2015 ゲーム実況とゲーム大会の祭典」が開催されることが明らかになりました。本イベントは「ニコニコ超会議」で一番の人気を誇るゲームエリアを拡大したもので、ゲームに関わる巨大な遊び場・コミュニケーションの場を提案。オフ会、ゲームで対戦、ゲーム実況……何をして楽しんでもいい「ゲーマーのための夢のイベント」を目指します。
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超会議の発表はこの前フリ。突然の「闘会議 2015」発表で会場は大盛り上がり |
「60歳代の方たちでも若いころは何らかのゲームで遊んでいた。日本人全員がゲーマーなんです」と語るドワンゴの川上量生代表取締役会長。協賛にはガンホー・オンライン・エンターテイメント、コロプラ、mixi、LINE、スクウェア・エニックス、セガ、PlayStation、バンダイナムコゲームスというそうそうたる顔ぶれがそろいますが「主役はあくまであなた」とのこと。
また、企画に際し任天堂に話を持ちかけたところ、同社の岩田聡社長がその理念に共感。「ぜひ任天堂の一番古いゲームである花札大会もやってほしい」と協力を快諾したそうで、「ニコニコ超会議2」に続き特別協賛に名を連ねることになりました。
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任天堂の岩田社長によるビデオメッセージ。「直接!」のポーズはさすがにありませんでした |
会場で流れた岩田社長からのビデオメッセージでは、今年で創業125周年をむかえる任天堂は花札メーカーから始まり、その後玩具メーカー、電子玩具メーカー、電子ゲームメーカー、そしてファミコンをはじめとする家庭用ゲーム機メーカー……とさまざまな“変身”を繰り返してきたと述懐。そんな中、任天堂がずっと変わらずにいたことは「任天堂は人が遊ぶための道具を提供する会社であって、主役はお客様」だったとのこと。
先に挙げた川上氏の理念は、そんな任天堂の歴史と響きあうものがあり協力したいという考えに至ったと語り「あくまで主役はお客様なので、でしゃばりすぎないように応援させていただきたい」とコメントされました。
岩田社長の重大発表はまだ続きます。ゲームを介してのコミュニケーションにはさまざまな遊びの形があり、ゲーム実況動画もゲームを通じた新たなコミュニケーションの一つである語る岩田社長。動画を介して盛り上がってくれることは作り手にとっても製品の魅力を多くの方に知ってもらえるありがたいことである……とする一方で、商品価値を破壊する度の超えたものも存在すると続けます。
そしてその理由は、そもそも正式な許諾ができなかったからとし、ゲーム文化の裾野をより広げるためにニコニコ動画の「クリエイター奨励プログラム」に対応することを明らかにしました。奨励プログラムの対象となるタイトルは、
Wii U:『ピクミン3』、『マリオカート8』
3DS:『トモダチコレクション 新生活』、『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』
SFC:『スターフォックス』
FC:『スーパーマリオブラザーズ』、『ゼルダの伝説』、『メトロイド』
など250タイトル以上。まずはニコニコ動画のみの対応となりますが、今後もドワンゴと協力しながら魅力を感じてもらえるプログラムにしていきたいとのことです。気になる対応予定日は12月1日から。詳細な対象タイトルの一覧なども、同時期にWebで公開される予定です。
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任天堂タイトルがクリエイター奨励プログラムに対応開始。タイトルと規約を守れば、任天堂のお墨付きが与えられることになります |
肝心の「超会議」の情報が少なくてガックリ……と思いきや、数々のサプライズに満ちていた本発表会。最後に、今回発表された内容を時系列順に紹介します。
■2014年
11月23日:「ニコニコ書店会議」第2章開催 於:留萌ブックセンター
12月1日:任天堂、「クリエイター奨励プログラム」に対応開始
12月5~7日:「ニコニコ国会議」開催 於:サンテック・シンガポール国際会議展示場
12月中旬:「闘会議 2015」詳細発表会開催予定
■2015年
1月:「ニコニコ超会議2015」詳細発表会開催予定
1月31日~2月1日:「闘会議 2015」開催 於:幕張メッセ
4月25日~4月26日:「ニコニコ超会議2015」開催 於:幕張メッセ
「闘会議 2015」に関しては、全国のファミリーマートとイープラスでチケットの販売が開始されています。興味がある方はこちらもチェックをお忘れなく。
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