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ナムコ、直営施設のゲーム機556台2224灯の照明をLED化…環境保全対策の一環として

ナムコは、環境保全対策の一環として、直営アミューズメント施設設置の景品ゲーム機『スウィートランド4ブライトバージョン』全556台、計2,224灯のドーム内照明をLEDに交換すると発表しました。

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ナムコは、環境保全対策の一環として、直営アミューズメント施設設置の景品ゲーム機『スウィートランド4ブライトバージョン』全556台、計2,224灯のドーム内照明をLEDに交換すると発表しました。

対象となる業務用景品ゲーム機『スウィートランド4ブライトバージョン』(バンダイナムコゲームス製)には、ゲーム機上部のドーム内に1台につき4灯の蛍光灯が使用されています。これを、ナムコが直営アミューズメント施設などで保有する556台の合計2,224灯について、2014年12月中を目処にナムコ独自仕様のLEDモジュールに交換。消費電力や二酸化炭素排出量を大幅に削減します。

◆『スウィートランド4ブライトバージョン』の照明交換


■現行の蛍光灯
1灯あたりの定格消費電力:27W

■新規導入されるLEDモジュール
1灯あたりの定格消費電力:12W

⇒1年間の効果
・約21万9千kWhの電力を削減
・約102.6t-CO2の二酸化炭素を削減
※ナムコの実測実験の概算値、およびCO2排出係数:0,000468t-CO2/kWhに基づきます。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


LED照明を採用した業務用ゲーム機が主流になってきていても、景品ゲームのような定番機種はLED普及前から店舗に設置されている場合が多々あるとナムコは指摘。同社による既存ゲーム機を独自にLED照明化する施策は、2010年に実施したクレーンゲーム機4,279台の一斉転換から始まり、メダルゲーム機などに対象を広げて現在も継続中です。今回の施策を加えた年間の消費削減量は、電力が約331万5千kWh、二酸化炭素が約1,326t-CO2となります。

同社は、今後もバンダイナムコゲームスによる「エコアミューズメント」認定機器の積極的な導入や、電力を消費しないインドアプレイパーク「あそびパーク」の展開など、さまざまな視点から環境に配慮したアミューズメント施設の在り方を追求するとしています。尚、2014年12月11日(木)~13日(土)に東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2014」に、バンダイ、バンダイナムコゲームスと共同で出展し、環境対策への取り組みの一例が展示される予定です。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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