『科学アドベンチャー』シリーズの最新作となるXbox Oneソフト『CHAOS;CHILD』は先月発売され、期待を上回る出来映えに多くのユーザーが賞賛の声を上げています。
これまで『科学アドベンチャー』シリーズは、『CHAOS;HEAD』に『STEINS;GATE』、『ROBOTICS;NOTES』と数多くのタイトルを展開しており、どのタイトルも注目と話題を呼びアニメ化を遂げています。それだけに『CHAOS;CHILD』のアニメ化への期待も高まっていますが、志倉氏が自身のTwitterアカウントにて意味深な発言を記しました。
お陰様でご好評を頂いている『カオスチャイルド』だけど、この流れで移植しないまま、もしアニメ化が決まってしまうと、原作ネタ知ってるのはXBOX ONEユーザーだけって事になるのか。うーん。。。どうなることやら( ̄Д ̄)
志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2015, 1月 5
「現状のまま『CHAOS;CHILD』がアニメ化すると、原作を知っているのはXBOX ONEユーザーだけになる」との発言。裏を返せば、その状況を覆すために他機種への移植を考えてると受け取ることもできます。この発言に多くの方が反応しており、志倉氏は改めて「『カオスチャイルド』(に限らず)移植の件」と前置きした上で、自身の考えやスタンスを述べました。
ADVゲームは出来るだけ多くの人にプレイして頂き、その物語を共有してもらいたいと思っているので、評価や情勢に合わせて他機種への移植も常に(最初から)検討しています。このスタンスは過去の取材などでも主張している通り変わってません。
志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2015, 1月 6
あえて極端な言い方をすれば、どの作品も最終的にはPS4(PS3)、PSV、ONE(360)、iOS、Android、3DS、WiiUなど思いつく限り全てのハードでプレイ環境を整える事が“ベスト”だと思っています。これがMAGES.というソフトハウスとしての基本的な考え方です。
志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2015, 1月 6
でも残念ながらこの全機種を「同時にやれ」というのは、様々な理由によってあまり現実的ではないのです。とあるハードで先行優先的に遊べるレアな期間が生じるのは、それはそれとしてそのハード所有者だけのアドバンテージ。それがコミュニティの起点になるなら僕らソフトハウスとしても嬉しいのです。
志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2015, 1月 6
他機種への移植は常に最初から検討しており、全てのハードで提供することが最善であるとの変わらぬ考えを改めて提示すると共に、全機種へ同時にリリースするのは現実的に難しいとも語りました。
ちなみに『カオスチャイルド』のアニメ化は、いくつかお話しは頂いているものの残念ながら決定しているワケではなく検討中です。PSなど他機種への移植も同じく絶賛検討中です。PSシリーズユーザーの方は少し時間がかかるかも知れませんが未来の発表にご期待下さい(●゜v`)ノ
志倉千代丸 (@chiyomaru5pb) 2015, 1月 6
また『CHAOS;CHILD』に関して、アニメ化の話が来ているもののまだ決定していないこと、PS系列などの他機種への移植も検討中であることを告げ、「未来の発表にご期待下さい」と締めくくっています。志倉氏の考え方を踏まえると、移植の可能性は十分高いと言えるでしょう。続報を心待ちにしておいてください。
『CHAOS;CHILD』は好評発売中。価格は、通常版が7,800円(税抜)、限定版が9,800円(税抜)です。
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