『ドラゴンクエストX』は、MMORPGとなった国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリング最新作です。現在はWii U/Wii/3DS/Windows/dゲーム/Yahoo!ゲームにてバージョン2「眠れる勇者と導きの盟友」が絶賛サービス中。最新バージョンは、そのクライマックスの物語も描かれる「Ver.2.4 前期」となっています。
本作のプレイヤー専用サイト「目覚めし冒険者の広場」にて、主要スタッフによる新年の挨拶が掲載されました。コメントが掲載されているスタッフは以下の5名です。
■堀井雄二(ゲームデザイナー)
■齊藤陽介(プロデューサー)
■齋藤力(バージョン2・バージョン3 ディレクター)
■青山公士(テクニカルディレクター)
■安西崇(チーフプランナー)
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この5名の新年の挨拶からは、2015年の『ドラゴンクエストX』のさまざまな展望を垣間見ることができます。ここでは、その中から特に気になるポイントをピックアップしていきたいと思います。
■「春にはバージョン3をリリース」(堀井雄二氏)
これまで具体的に明かされていなかったバージョン3『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』のリリース時期について、今年の春になりそうなことをさりげなくコメントしています。MMORPGにも関わらず、プレイヤーからはストーリーの評価も非常に高い『ドラクエX』。『“ドラゴン”クエスト』の“竜”の物語、今から待ち遠しいですね。
■「(規模をもう少し大きくして)「夏祭り」はまたやりたいですねー」(齊藤陽介氏)
『ドラクエX』のオフラインイベントとして恒例となっているのが夏に開催される「夏祭り」。“よーすぴ”こと齊藤陽介プロデューサーは、これまでよりも大きな会場で「夏祭り」を開催したいとしていますが、果たして実現されるのでしょうか。
■「これまでに無いような新しい遊びと体験を追加していくべきチャレンジの年」(齋藤力氏)
バージョン2でディレクターとなった“りっきー”こと齋藤力ディレクターは、バージョン3でもディレクターを継続。「カジノ」「ピラミッドの秘宝」「釣り」「王家の迷宮」「モンスターバトルロード」などなど、『ドラクエ』シリーズでおなじみのものから、全く新しいものまで、バージョン2でも数えきれないほどのさまざまな“新しい遊び”が実装・調整されてきました。バージョン3では“チャレンジング”な新しい遊びの実装で、ゲームの幅がさらに広がりそうです。
余談:齊藤陽介プロデューサーはニコニコ生放送「ドラゴンクエストXTV」にて、バージョン2以降プレイヤー数が増え続けていることを発言しており、齋藤力ディレクターの手腕を褒める場面がありました。たまにディレクターチェックでやらかすこともあるけれど、今年も“りっきー”の大胆な手腕に期待です。
■「(ドラクエ)30周年に向けて多くの企画が目白押し」(堀井雄二氏)
『ドラゴンクエスト』第1作の発売は1986年5月27日。シリーズは間もなく30周年目に突入していきます。『ドラクエX』の展開はもちろん、PS4/PS3『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』、3DS『シアトリズム ドラゴンクエスト』などの発売が控えているほか、さらなる企画や発表が待っているかもしれません。
余談:齊藤陽介プロデューサーはニコニコ生放送「ドラゴンクエストXTV」にて、『ヒーローズ』『シアトリズム』の各プロデューサーに自らコラボレーション企画を提案していました。これらが実現するだけでも『ドラクエ』アニバーサリーイヤーはかなり盛り上がりそうですね。
『ドラクエX』3周年、『ドラクエ』シリーズ30周年に向けて、さらに盛り上がりを見せそうな『ドラクエX』。スタッフ陣の熱意に引っ張られるように、アストルティアの冒険者の勢いは2015年も止まりません。
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