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『APPLESEED』『EX MACHINA』をはじめとする「アップルシード」シリーズを手がけ世界中にファンを持つ3DCGアニメのパイオニア、荒牧伸志監督。その最新作『アップルシード アルファ』がいよいよ1月17日から日本版として全国公開となる。
本作は『アップルシード』の初めの物語。主人公デュナンとブリアレオスが理想都市オリュンポスへと至る以前の出来事が描かれている。また写実的な表現を引出すフォトリアルのCG表現でも注目される作品だ。
このたび、『アップルシード アルファ』の公開にあわせて荒牧伸志監督と水島精二監督の対談を行った。水島精二監督は2014年11月に『楽園追放 -Expelled from Paradise-』を全国劇場上映させたばかり。骨太なSFストーリーに、セルアニメの伝統を取り入れたセルルックの3DCGが話題を呼んだ。
フォトリアルCGとセルルックCG、対極とも見える映像の旗手である両監督に、お互いの作品、そしてCGアニメの現在と未来について語っていただいた。
[聞き手: 数土直志 取材・構成: 細川洋平]