冒頭に挨拶に立った里見治紀社長兼CEOは、セガネットワークスは順調な成長を遂げているとしながらも「期待の新作がどれも来期に延期してしまい残念な一年になってしまった」と反省の弁から入ります。しかし新作が無い間も同社は大幅な体制強化を進め、現在ではセガサミーグループでスマートフォン事業に携わる人員は600人規模にまで拡大しているそうです。
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その後、上席執行役員 事業本部長の岩城農氏が具体的な事業戦略について説明。まずスマートフォン市場を俯瞰しながら、過去のゲーム市場がそうであったように一層のハイエンド化は不可避で、開発予算、チーム規模ともに「(拡大していると言われる今でも)まだ小規模の段階にある」との認識を示しました。同氏は昨年の最も予算規模(リリースまで)が大きかったスマホゲームを約5億円と推測しているそうですが、この数字も序の口だと言うわけです。
そして、ハイエンド化の流れを制するべく、セガネットワークスとしては設立以来のテーマである「コンソールクオリティのスマホゲーム」という目標をより推進していくとしました。
また、長期的なハイエンド化というトレンドだけでなく、直近の短期トレンドとしては「マルチプレイ」「アクション性」「IP/世界観」という3つのトレンドがあるとして、直近ではこれらに合致した作品を投入していくとしました。
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