これは映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』が劇場公開される約1カ月前という、まさに史上最大級のタイアップ。誰にとっても(いろいろな意味で)「負けられない戦い」です。EAブースでも20対20の大規模対戦が楽しめる巨大エリアが設けられ、終始長い行列ができていました。
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デモプレイでは『帝国の逆襲』の冒頭シーン「ホスでの戦い」が楽しめました。帝国軍側はAT-ATウォーカーを旗印に反乱同盟軍の基地に進撃し、反乱同盟軍側はそれを食い止めるのが目的です。ゲームは目的ベースで進行し、筆者が参戦した反乱同盟軍サイドでは「マップ上に点在する通信施設を回復する(Yウィングによる支援要請が出せるようになる)」→「XウィングなどでTIEファイターと空中戦」→「基地のジェネレーターを破壊される前に、AT-ATをすべて撃退」という具合に進行していきます。
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マップは劇中同様にあたり一面が雪原で覆われており、塹壕をかねた通路が網の目のように広がっているというもの。通常移動に加えてジェットパックがあり、ジャンプして起伏を越えることもできました。しかし使用制限があるため、基本的には地面を移動しながら遮蔽物を有効活用し、戦っていくことになります。
標準装備のブラスターにはリロードがないかわりにオーバーヒートがあり、無茶な連射は効かない仕組み。他に砲台を操作して帝国軍を迎え撃つこともできました。これに対して帝国軍サイドでは、AT-STやAT-ATに搭乗することもできるようです。
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マップ上には武器やアイテムが落ちているのではなく、アイコンを通過すると使用できる武器が増えるというスタイル。同様にXウィングなどのビークルも、マップ上に「置いてある」のではなく、アイコンを通過すると自動的に搭乗しているという演出のようです(残念ながら搭乗できず)。一方で倒されると基地内の格納庫からリスポーンされることもあり、劇中に入り込んで戦っているという印象を高めてくれました。
前述の通り反乱同盟軍の勝利条件は制限時間内にAT-ATをすべて破壊すること。しかし通常の攻撃手段では装甲が固く、なかなか撃破できません。空と陸とで集中砲火を浴びせて、やっと撃破できるというイメージです。
一番効果的なのは、劇中同様スノースピーダーに搭乗してフックを発射し、転倒させる戦法のようでしたが、残念ながら筆者の腕前では実現できず。最終的に破壊を免れたAT-ATがジェネレーターに到達してしまい、反乱同盟軍の敗北となりました。
以上、約1時間並んで15分程度のデモプレイでしたが、随所に『スター・ウォーズ』らしさが感じられました。『バトルフロント』シリーズのファンだけでなく、『スター・ウォーズ』ファン全般に訴求できる間口の広さも兼ね備えている印象です。一人称視点と三人称視点が切り替えられたのに加えて、デモがPS4で行われ、コントローラでの操作だったのも、親しみやすさを感じた理由の一つでした。
また公式サイトによると、ルークやダース・ベイダー、ボバ・フェットなどエピソード4~6の主要キャラクターも多数登場。8名から最大40名まで対応するマルチプレイや、敵の波状攻撃をCo-opで食い止めていくモード、さらには数々のミッションなども用意されている模様です。ふだんFPSはあまりプレイしない筆者ですが、久々に購入して遊びたいと感じさせる内容でした。