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プロゲーマーの薬物使用を予防、ESLが薬物規制の新ポリシー策定へ

世界中で数々のe-Sportsイベントを主催する組織、Electronic Sports League(ESL)は、同リーグ内での薬物規制及び予防のための新ポリシーを策定していることを明らかにしました。

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世界中で数々のe-Sportsイベントを主催する組織、Electronic Sports League(ESL)は、同リーグ内での薬物規制及び予防のための新ポリシーを策定していることを明らかにしました。

海外メディアMotherBoardによると、ESLの広報担当者Anna Rozwandowicz氏が薬物規制及び教育、予防のための処置を講じていると伝えたとのこと。処置の具体的な内容は明らかになっていませんが、同氏はすぐに新しいポリシーを提示できると語っています。

ESLでは最近、プロチームCloud9に所属していた『Counter-Strike: Global Offensive』のプロプレイヤーKory“SEMPHIS”Friesen氏が、今年3月に開催された賞金25万ドルのESL Oneトーナメントにて、薬物を服用していたことが明らかになっており、ドーピングだとして問題視されていました。

Friesen氏が服用した薬物は「アデラール」と呼ばれるもので、アンフェタミンという成分が含まれており、日本国内においては覚せい剤に指定されています。中枢興奮作用を持つため、アメリカなど一部の国ではADHD(注意欠陥・多動性障害)の治療に用いられています。

なお、ESLのルールでは以前より薬物及びアルコール類の禁止が明示されていましたが、具体的な予防策や規制処置は取られていませんでした。また、罰則を適用するには100%の証拠が必要であり、4ヶ月前に行われた事例を調査することは不可能なため、Friesen氏に対する処罰は行われないとのことです。

ESLが薬物規制の新ポリシー策定へ―プロゲーマーの薬物使用を予防

《水京》
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