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任天堂の公式サイトもマリオ30周年を祝福
『スーパーマリオブラザーズ』の開発は、現在は代表取締役専務を務める宮本茂氏(当時32歳)が主導し、それまでのゲームにはなかった、大きな世界を冒険するようなアクションゲームが作り上げられました。同じく開発に携わった手塚卓志氏はインタビューで「(宮本氏は)穴に落ちるのはいや、トゲを触ると痛い、というような感覚を大事にしていた」と語っています。
初代作品では地上から始まって、地下、海中、空の上、というように目まぐるしく変わる世界をマリオは冒険しましたが、その後の活躍の舞台はより多彩になっていきます。『スーパーマリオ64』(1996年)からは3Dになり、より広い世界が描かれるようになりました。一方で、3Dに慣れないユーザーも一定数いると考えられ、近年の作品では3Dと2Dの良さを融合しようと取り組まれています。
30年の間にマリオはゲーム業界を代表するアイコンとして、広く人々に愛される存在となっています。30周年を記念した今年は様々なグッズとしても登場。任天堂とユニバーサルが共同で開発するというテーマパークでも活躍が期待されます。
また、30周年に合わせてWii U『スーパーマリオメーカー』が先日発売。これはマリオの開発現場から生まれた、ユーザーが自由にマリオのステージを制作できるソフトです。ユーザーは制作したステージをインターネットで共有し、他のユーザーが作成したステージを遊ぶ事が出来ます。創造性を刺激するようなソフトで、ニコニコ動画ではランキング上位を『スーパーマリオメーカー』の動画が占めるというような状況になっています。ユーザーの手に委ねられることで、マリオの世界はより広がり、そうしたユーザーの創造性を超えるような次回作がクリエイターたちから生み出されるのもより楽しみになります。
30年を超えて更に広がるマリオの世界ですが、読者の皆さんはどんなマリオに触れてこられたでしょうか? どのマリオが人気だったのか、投票を行いたいと思いますので是非チェックしていただければと思います。(3問のみの簡単なものです)