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ブースではSONYのHMD「HMZ-T3シリーズ」とヘッドフォンを装着して、トレイラーを視聴できました。視聴開始とともに、まず目に飛び込んできたのは前作「STEINS;GATE」のダイジェスト映像。各キャラクターのイラストとともに印象的なシーンが過ぎ去り、次第に映像は岡部倫太郎が苦しみ抜いた絶望の場面へと変化していきます。ハッピーエンドはなく、ひたすら岡部倫太郎が絶望にいたる過程を追体験しているようでした。
暗い空気を背負ったまま、映像は『シュタインズ・ゲート』から『シュタインズ・ゲート ゼロ』に切り替わります。先ほどとは打って変わって、アニメーションとCGを多様した映像が、新譜とともに流れ、白衣から喪服を思わせる黒衣に変わった岡部倫太郎の姿や秋葉原が崩壊したような背景がちらつき、新旧キャラクターの他、3Dを思わせる“彼女”の手や思わせぶりなシーンが洪水のようになだれ込んできます。
音楽が終わり「シュタインズ・ゲートの正統続編」の文字と発売日とともに終了……と思わせながら、最後に自身の運命と世界の仕組みを呪うような岡部倫太郎の独白が流れ、トレイラーは終了しました。
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トレイラー視聴後にブースで広報の方にうかがったところ「トレイラーはTGS2015専用となっており、今の段階では他の媒体等で公開する予定はない」とのことでしたので、もし見逃している方はチェックした方がいいかもしれません。
ちなみに余談になりますが、同ブースでは“彼女”の記憶を持つAIがTGSを眺めるというショートムービーが流れています。こちらのAIと物語の関わりも気になります。
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『STEINS;GATE 0』は2015年11月19日発売予定。価格はPS Vita版が6,800円(税別)で、PS4/PS3版が7,800円(税別)です。
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