アクション性の高い戦闘やSF要素を盛り込んだ世界観など、特徴的な要素を多々備えた『スターオーシャン』シリーズは、スーパーファミコンソフトとして幕を開け、PS3やXbox 360にもリリースされる一大RPGシリーズとなりました。
その最新作となる『スターオーシャン5』では、いよいよPS4への進出も果たし、また移動と戦闘に画面切り替えのないシームレスフィールドを採用。正当進化とも言えるその方向性と美しいグラフィックに、シリーズファンはもとより多くのユーザーが高い関心を寄せています。
発売日までは約4ヶ月ほどありますが、SF要素を含む世界観などは本作でも健在。このたび届いた本作の世界観やキャラクター、ゲームシステムなどの更なる紹介を今のうちにめチェックしておき、今後寄せられる最新情報に備えてみてはいかがですか。
宇宙の深淵は、人間たちの平穏を許さないのか──
宇宙歴537年、ひとりの少女を巡る戦いの物語が、その幕を開ける。
地球を飛び出して数世紀、数多の苦難を乗り越えた人類は、「銀河連邦」の設立と拡大により、統一された秩序と平和を手に入れようとしてきた。しかし、ここにまた、新たな争いの火種がくすぶり始めた。
地球から6,000光年離れた未開惑星「フェイクリード」。多くの事例がそうであるように、歴史のうねりは辺境の一惑星から起ころうとしていた。
三方を囲まれ、温暖な気候、風光明媚かつ豊かな土壌に恵まれた、大陸を代表する「レスニア王国」。しかし、近隣諸国に比して強大な国力に支えられてきたはずのこの国の人々が、今、平穏を脅かされつつあった。呪印による動物たちの凶暴化、さらには「エイタロン」と名乗る強盗団が辺境地域を荒らし回り、レスニアは「暗黒の7年間」と呼ばれる不安定な時期に陥ったのだ。王国の南端に位置する「スタール」も、滅亡の危機に瀕していた。
この危機に対し、ひとりの青年が立ち上がる。フィデル・カミューズ──
王国剣術指南役を父に持ち、自らも道場の師範を務める剣士である。彼は旅立つ。兄妹同然に育った幼なじみのミキとともに。
しかしそれは、星の運命をも動かす戦いの日々への旅立ちともなったのだった。
■惑星「フェイクリード」
地球から6,000光年ほど離れた銀河連邦未探査領域にある惑星。ヴェスティール大陸が惑星上で最も広大な惑星で、この大陸の惑星人口の半分が集中。文化・技術レベルは地球の15～16世紀程度であるが、呪印術という魔術を使い独自の発展を遂げている。
■レスリア王国
ヴェスティール大陸にある肥沃な大地に覆われ、恵まれた大陸。四方は大きく長い山脈群に囲まれておりため、自然の要塞と化している。300年以上に渡り、王族バーリフ一族による統治が行われ、大陸一の富める強国として発展してきた。しかし「暗黒の7年間」に陥ってからは、平和と富の象徴と言われた面影は徐々に薄れつつある。隣国ランドック王国とは呪印に必要な資源提供や軍事同盟などで友好関係にある。
■レスリア王国周辺
フィデルとミキが暮らすスタール村は、レスリア王国の南端に位置する。海岸に面しているため、村人の主な生業は漁業となっている。レスリア王国周辺は自然に覆われ豊かな大地であったが、「暗黒の7年間」に陥ってからは、凶暴化した魔物や呪印を持つ呪印生物が人々を脅かしている。
■未知の世界・テクノロジー
異次元空間や高度な科学技術。主人公たちの冒険はフェイクリードだけでなく、このような未知の世界へも及ぶようだ。ファンタジーとSFの世界観を持つ『スターオーシャン』シリーズならではの物語が繰り広げられる。
■フィデル・カミューズ（CV：石川界人）
「失敗してもいつでも支えてやる！ だから、僕を信じて立つんだ！」
性別：男性
年齢：23歳
武器：片手剣
出身：惑星フェイクリード、レスリア王国スタール村
レスリア王国内でも有数の剣術流派（カミューズ流）の創始者を父に持つ本作の主人公。彼もその才能を受け継いでいる。ここ数年の「暗黒の7年間」と呼ばれる不安定な時期の中では、スタールの治安を守るために重要な役割を果たすようになっている。
フィデルは「対一戦闘特化」。コンボが繋げやすく、1対1で真価を発揮する立ち回りを得意とする。
●バトルスキル
呪印術を持たないフィデル、ヴィクトルがMPを消費して使用可能な必殺技。フィデルはカミューズ流の剣技を、ヴィクトルもカミューズ流の剣技がありつつも他流派の剣技も使う。本作では、歴代『スターオーシャン』シリーズから人気のあった必殺技が多数登場する。
■ミキ・ソーヴェスタ（CV：東山奈央）
「ついていくに決まってるでしょ！ フィデル兄だけにまかせておけないもん！」
性別：女性
年齢：18歳
武器：杖
出身：惑星フェイクリード、レスリア王国スタール村
スタールでフィデルとともに育った幼なじみ。友人というよりは兄弟のように育ってきたため、フィデルのことを兄のように慕っている。いつもフィデルに甘えていて、気が強い方ではないが、一方で責任感は強く、芯はしっかりとしている。スタールでは数少ない、治癒能力を持った呪印術士でもある。
ミキは「回復役」。治癒の呪印術をメインに、火/土/光属性の攻撃系呪印術を行使する。パーティの貴重な回復役。
●呪印術
ミキとフィオーレがMPを消費することで使用可能。惑星フェイクリードに伝わる、体に刻む一種の文様「呪印」を持つものだけが使える特殊な魔術。複雑な呪印ほど高度な魔術となるが、暴走しないようにコントロールできる精神力も必要となる。
■ヴィクトル・オークヴィル（CV：中村悠一）
「正式な命令がない以上、これは軍令違反だ！」
性別：男性
年齢：32歳
武器：片手剣（鞘と剣を用いた二刀流）
出身：惑星フェイクリード、レスリア王国ノースソーマ
レスリア王国中央レスリアの特殊部隊に所属する軍人。任務に忠実で部下からの信頼も厚い。生真面目な性格で、戦争とはいえ人を殺めることに葛藤を抱いている。カミューズ流を学んでおり、フィデルの父に尊敬の念を抱いている。
ヴィクトルは「集団線特化」。範囲攻撃＆吹き飛ばし系の攻撃が多く、集団戦で真価を発揮する立ち回りを得意とする。
●バトルスキル
呪印術を持たないフィデル、ヴィクトルがMPを消費して使用可能な必殺技。フィデルはカミューズ流の剣技を、ヴィクトルもカミューズ流の剣技がありつつも他流派の剣技も使う。鞘と剣の二刀流だけでなく、連結させて攻撃することもある。
■フィオーネ・ブルネリ（CV：遠藤綾）
「もう会えなくなるかもしれなくても、全てを捨てて未知の場所に研究に行く事はできる・・・」
性別：女性
年齢：25歳
武器：呪珠
出身：惑星フェイクリード、ランドック王国サンテロール
呪印術に優れたランドック王国呪印研究所に所属する、世界有数の呪印術士。露出の高い服装をしているが、その脚には高度な呪印が刻まれており、それは彼女が高度で能力の高い呪印術士であることの証である。彼女にとっては、露出することはその能力の誇示の意味もあるのであろう。
フィオーネは「魔法攻撃役」。水/風/闇属性をメインとした攻撃系呪印を行使する。補助系呪印により仲間のサポートも可能。
●呪印術
ミキとフィオーレがMPを消費することで使用可能。惑星フェイクリードに伝わる、体に刻む一種の文様「呪印」を持つものだけが使える特殊な魔術。複雑な呪印ほど高度な魔術となるが、暴走しないようにコントロールできる精神力も必要となる。
フィールド右バトルで画面を切り替えない3すくみを取り入れた、シームレスリアルタイムバトル。敵との距離によって近距離攻撃、遠距離攻撃が自動で切り替わる。駆け引きがありながらも攻撃偏重な爽快バトル。敵の動きを予測して攻撃や防御を行い、キャラ毎のガードカウンターを決めるといった奥深い遊び方もできる。バトル操作キャラクターはボタンひとつでいつでも変更が可能。
■小攻撃
初撃が速く使いやすいが、威力が小さい。ガードに軽減される。コンボや必殺技のキャンセルに繋ぎやすく、攻撃の起点となる。
■大攻撃
初撃が遅いため小攻撃で防がれるが、威力が大きい単発攻撃。ガードを崩す、打ち上げ、ダウン、吹っ飛ばしなどの効果を持つ。大攻撃を行ったキャラは青いオーラに包まれるので、視覚的にも判別可能。
■ガード
小攻撃を軽減し、大攻撃に崩される。ガード中は移動も可能。また小攻撃に対して、ガード時にタイミング良く更にガードボタンを押すことで、カウンター攻撃「ガードカウンター」が発動。キャラクター毎に技や発生する効力は異なり、効果的に使用することで戦闘がぐっと有利になる。
“小さダメージ、ガード成功など→微増”“”コンボ数増加、ガードカウンター発動など→増大”と、プレイヤーの行動によって増減し、MAX5本までストック可能なゲージ。ゲージの溜め具合により、戦闘後の入手EXP（経験値）、FOL（お金）、SP（スキルポイント）にボーナスが付く。
■リザーブラッシュ
ゲージが一定以上溜まると、それを消費してキャラ毎のリザーブラッシュ（超必殺技）が発動可能。
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『スターオーシャン5 Integrity and Faithlessness』は2016年2月25日発売予定。価格は、7,980円（税抜）です。
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