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DMMゲームズが運営する、基本プレイ無料のハック&スラッシュ型MORPG『ダンジョンストライカー』。前回はゲーム概要や基本システム、物語の冒頭などをご紹介しました。第二回目となる今回は、実際に筆者がレベル1から冒険を開始し、これから『ダンジョンストライカー』を始めてみたいというユーザーに向けた、「初心者冒険ガイド」攻略記事をお送りしていきます。
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まず最初は、聖都ルミナシティに誰もがたどり着くわけですが、初心者も上級者も最初にやる事は「メインクエストを進める事」です。ハクスラ系ゲームの1周目はメインクエストを進めていけば、順序よく今行くべき適正ダンジョンを適正レベルで周れる作りになっていて、本作『ダンジョンストライカー』も同様です。特別な理由がない限りはメインクエストを進めていきましょう。
メインクエストは右にある列とマップに「青色」で表示されます。ちなみにサブクエストは「緑色」、職業クエストは「黄色」です。メインクエストを進めつつ、余裕があればサブクエストなども同時に進めていくと、効率よくレベルアップできます。街やダンジョン前のキャンプ地は、主にクエストの受託やアイテム売買、装備品の修理や生産など、冒険にでかける前の準備や作業をする場所になっています。
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メインクエストを追って、まずは最初に訪れるダンジョンがある「突撃隊前哨基地」へ到着。この前哨基地では、レベル1~19までのダンジョンが用意されています。上のスクリーンショットにもある入り口にいくと、どのダンジョンに挑戦するかの選択画面が登場します。
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各プレイヤーには「キャラクター疲労度【12】」と「ジョブ疲労度【24】」が用意されています。基本的にダンジョンに入るにはこの疲労度を【3】消費します(疲労度を使わないダンジョンもありますがそれはまた後ほど)。ジョブ疲労度は各ジョブ別に用意されているもので、ダンジョンに潜ると、ジョブ疲労度、次にキャラクター疲労度の順で消費していきます。
プレイヤーの疲労度は午前9時に全回復します。また、有料アイテムの「疲労度回復剤」を使う事でも回復できます。最初は「疲労度足りるかなぁ」と少し心配していたのですが、メインクエストを順にクリアするたびに使った疲労度が回復していったので、がんがん冒険しにいっても大丈夫でした。なお、疲労度を本格的に使うようになるのは第二のジョブを育てる時からになりますので、最初のうちは疲労度を気にする必要はありません。
ダンジョンの難易度は、1人用のノーマル、2~3人用のハード、4人用ベリーハードが用意されており、難易度が高いほど敵が強力になる分、よりレアなアイテムがドロップしやすくなっています。難易度はあくまでも目安なので、1人プレイでベリーハードに挑戦する事も可能です。もちろん、敵は手強くなりますが……。
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もらえる経験値も少し多いし、レアアイテムに釣られた筆者は、1人プレイながら基本的にベリーハードを周回していました。10レベルぐらいのダンジョンなら、1人でもベリーハードで死ぬ事なく周回できるのでオススメです。
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フィールドにいる敵をすべて倒すとボスの間へいけるゲートが開きます。その中にいる各ステージのボスを倒す事でダンジョンクリアの判定となります。ボスは一般的なMobと違い、固有の大技などを使ってくるので迫力があって楽しいです。まさに「ボス戦してるなぁ!」という作り。
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ダンジョンを無事クリアした後、拾った装備品をチェック。この後、次のダンジョンへ向かうための準備をします。装備品には耐久度が設定されているので、こまめに鍛冶屋で修理するのを忘れずに!
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レベル10辺りまで1人でソロプレイをしていた筆者ですが、「このゲーム4人まで一緒にプレイ出来るんだし友達を呼ぼう!」ということで、強引に友人を召喚し一緒にプレイする事に。「クレリックは回復できるし強いよ!」と、筆者の回復役をさせるべく、初心者にもオススメのジョブを教えてさっそく作成してもらいました。実際のところ、クレリックは「回復」「攻撃」「バフ向上」と隙のないスキルがたくさんある優秀なジョブです。
ちなみにフレンドではなくても、ダンジョン前にたむろっている人へ声をかけて一緒に冒険へ!という野良Co-opもできます。
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ソロプレイだとマイペースにこのゲームを楽しむ事が出来ますが、Co-opプレイだとダンジョン周回の早さもソロとは段違いに速く、序盤は効率よくこのゲームを楽しめます。何より会話をしながらプレイ出来るのが一番楽しい。友人が「レアアイテム出た~!」と言うたび、筆者が「今から呪いをかけます」と返答したりと、ソロプレイでは味わえない、ネットゲームの醍醐味ともいえるパーティープレイ楽しめます。
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『ダンジョンストライカー』におけるアイテムのレアリティ度を説明しておきます。
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「コモン(ノーマル)≫アンコモン≫レア≫ユニーク≫スペシャル≫レジェンダリー≫エピック」という順で強く、また同名アイテムでも品質が「最下級≫下級≫中級≫上級≫最上級」という順で追加付与される能力の数値が大きく強くなります。
したがって、もしレジェンダリーアイテムがドロップしても品質が「最下級」だった場合、同じレベル帯のスペシャルアイテムの「上級品」の方が能力値が良い場合もあります。「色付きアイテムだ~!」と拾ってみて品質が最下級でガッカリする事もあれば、その逆もあるという事です。
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筆者と友人は、Co-opプレイでベリーハードダンジョンを周回していたため、さくさくっとレベルがあがっていきます。最初は氷の魔法しか使えなかった筆者も今では炎・雷属性の魔法を使う事もできるように。メイジは火魔法と雷魔法をパワーアップさせていくと非常に扱いやすく強力だと感じました。
『ダンジョンストライカー』では各ジョブにアクティブな特殊スキルが用意されています。メイジだと「マジックフォーカス」というスキル。このスキルは単体で使うと、2分間だけ通常攻撃を強化する事が出来ます。この「マジックフォーカス」を習得した後、取得するだけで効果を発揮してくれる「マジックコンバート」というパッシブスキルを取る事で、「マジックフォーカス」と各魔法を組み合わせて、スキルの性質を変化させられるのです。
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例えば通常のファイアーボールを使うと、当たった敵とその周囲の敵に火ダメージを与えます。これをマジックフォーカスを使った後にファイアーボールを使うと「フレイムボール」という技に変わります。フレイムボールは、ファイアーボールが当たった地点を炎上させ継続的なダメージが入るエリアを形成。このように、マジックフォーカスと各種スキルを組み合わせて、状況にあったスキル効果を使い分けるのが重要です。
なお、序盤はあまり気にせずスキルを使っていても痛快に進められますが、中盤あたりから徐々に敵が強くなってくるので、各スキルの使いどころを意識した攻略が求められそう。
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冒険を進める上で、良質なアイテムを集めていくのは大事ですが、装備品の強化もプレイヤーキャラを育てていくには必須条件! 街には鍛冶屋の他、「錬金術」「ジェムストーン細工師」といった、武器・防具に強化用アイテムを合体してくれるお店が存在します。
例えば「ジェムストーン」は、武器や防具にソケットがついていれば、そこにはめ込んで特定の効果を付与する事が出来る宝石です。その他「ルーン」と呼ばれる、ステータス値を上げるアイテムもあります。強化素材はダンジョンを周っているとドロップするので、良い装備品集めと同時に一緒に集めたいアイテムですね。
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今回は初心者冒険記として、ダンジョンの仕様やアイテムの種類など、『ダンジョンストライカー』の基礎部分をご紹介しました。次回は、多少こなれてきた感たっぷりな筆者の、自称「上級者冒険記」として、「アバター合成」「生産スキルの活用」「継承スキル」「曜日ダンジョン」「課金アイテム」などなど、もう一歩踏み込んだ本作の魅力をお伝えする予定です。
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