また試験段階ではありますが、4人でのマルチプレイも実装されており、遠くのプレイヤーと協力するこも。そんな「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作である本作のプレイレポートをお届けします。
冒険王の子孫である主人公たちは、マール島に流れ着きます。そこで出会ったモモンガ族のモガマルや冒険王であるガイアス(77)と共に、世界中を冒険しつつ星の危機に立ち向かっていきます。
本作は「星の」と冠する通り、惑星を隅々まで探索することが可能です。普段は空から見下ろした感じですが、惑星の外までマップを引けるのが特徴的。さらにぐるぐる回して隅々まで見渡すこともできます。これが冒険王の力なのだとか。本当に星全体を調べつくすことができるのが魅力ですね。また、達成感やワクワクドキドキ感は従来の『ドラゴンクエスト』同様で、冒険に対するこだわりはいまだ衰えていません。
目的地まではマップをタップすることで自動移動し、その際冒険に持っていく「どうぐ」と、一時的にさまざまなステータスを上げる「たべもの」を選択することになります。目的地に到着するまではここで選択した「どうぐ」しか使用できず、道中では魔物が襲ってきますので注意が必要です。
魔物との戦いも基本的にオートで進行。最初こそ見ているだけでも大丈夫ですが、だんだん敵も強くなって勝てなくなってきます。そこで活用したいのが「特技」。戦闘開始直後は使用できませんが、時間経過とともにアイコンのゲージが溜まっていき、満タンになった特技アイコンをタップすると特技を繰り出せます。従来のドラクエシリーズと違いMPは存在しないので、出し惜しみせずにガンガンいけますよ。
厄介なモンスターが現れた場合は、その魔物をタップすると集中攻撃が可能ですので、「けもの斬り」など特定の種族に有効な技を放つ時は、しっかりと狙いを定めましょう。
ダンジョンの最奥には強力なボスモンスターが待ち構えていますが、ただ適当に特技を使っていては勝利できません。ここでポイントになるのが「とくぎ」の順番です。「とくぎ」は連続して使うことで与えるダメージが上昇していき、後に放つものほど強くなります。ですので、タップする順番をしっかりと考えてバトルをすすめることが重要なのです。
また、ピンチの時はしっかりと「どうぐ」を使うようにしましょう。こういう時に使っておかないと、最後まで使わずに残ってしまうかもしれませんよ。
長く冒険を続けていくには、やはり強くならないといけません。戦いを重ねてレベルアップしたり、「そうび」をしっかりと整えて強くなりましょう。武器や防具は持っているだけじゃ意味がないぞ。ちゃんと装備しないとね。
「そうび」を変えるとステータスが上がるだけではなく、見た目もしっかりと変化します。また、そうびの見た目だけを変更することもできるので、自分好みのファッションを見つけるのもいいでしょう。
おなじみのダーマ神殿にたどり着くと、転職ができるようになります。最初の「みならい冒険者」はレベルが20までしか上がらないうえに、スキルも全く覚えないので、すぐに他の職業に転職することをオススメします。職業選びに迷ったなら、とりあえず回復の使える「僧侶」か「レンジャー」を一人用意すると大体何とかなりますよ。
ちなみに筆者の組み合わせはコレ。会心の一撃が出やすい「武闘家」、全体回復技が使える「レンジャー」、メラ系の特技で大きなダメージが狙える「踊り子」の組み合わせです。回復が追い付かない時に備えて、武器に回復技をセットするとグッド。
モモンガ族の住処である「ももん屋」。ここではそうびやどうぐ、たべものを作製したり、そうびの強化やとくぎの脱着も可能です。しっかりと冒険の支度をしましょう。
また「ビューティサロン」では、主人公たちの性別や見た目を変更することができます。何度でも無料ですので、気軽に利用してみてください。
マルチプレイでは、最大4人まで同時に冒険することができます。友達同士で集まってプレイするのはもちろん、遠くにいるプレイヤーとも協力することが可能。また、他のプレイヤーキャラクターの見た目も確認することができるので、自慢のコーディネートを披露することもできます。育てたキャラクターを持ち寄って高難度クエストに挑むもよし。ファッションリーダーを目指すのもよし。ここにはさまざまな魅力に溢れています。
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星の隅から隅まで冒険しつくせる『星のドラゴンクエスト』。シリーズおなじみの心躍る冒険。奥の深いキャラクターカスタマイズと、やりごたえは十分でした。
『星のドラゴンクエスト』は配信中で、価格は基本無料のアイテム課金制です。
