さがら総は『『変態王子と笑わない猫。』、橘公司は『デート・ア・ライブ』、渡航は『やはり俺の青春ラブコメまちがっている。』の代表作を持つベストセラー作家。いずれの作家の作品もアニメ化されており、アニメファンにもお馴染みだろう。なんとも豪華なタッグである。
今回の発表では企画進行中とだけで、放送時期やキャストは明らかにされていない。一方で、早くもキービジュアルとPV第1弾が公開されている。個性たっぷりのキャラクターは、キャラクター原案・松竜、キャラクターデザイン・田畑壽之によるものだ。
また原作は、さがら総、橘公司、渡航によるクリエイティブユニットSpeakeasyとマーベラスが担当、A-1 Picturesがアニメーション制作を担当する。監督はかわむらけんいち、音楽は岩崎琢が決まっている。
さら注目したいのは脚本だろう。アニメ全話の脚本をSpeakeasy、つまり、さがら総、橘公司、渡航が担当する。人気作家が自ら筆を執り、しかも3人の競演となれば、一体、どんなストーリーになるのか気になる人も多いだろう。
アニメは少年少女たちが、東京湾ゲートから現れる<アンノウン>から国を護るとストーリーになっている。戦いの舞台は東京、神奈川、千葉の防衛都市となるが、このうち東京をさがら総、神奈川を橘公司、千葉を渡航と都市別に脚本を担当する。こうした書き分けもユニークな試みだ。
一方、アニメ以外のシェア・ワールドも進行中だ。これまでにプロジェクト作品第1弾として渡航が『クズと金貨のオリディア』、橘公司が『いつか世界を救うために-クオリディア・コード-』、さがら総が『そんな世界は壊してまえ‐クオリディア・コード』を執筆している。さらに渡航による第4弾も予定している。
出版にあたってはダッシュエックス文庫、富士見ファンタジア文庫、MF文庫J、ガガガ文庫と出版社を超えた4つのレーベルが協力する。こちらも異例のメディアミックスプロジェクトとなった。さらに「ジャンプSQ.」でテレビアニメ『クオリディア・コード』のコミカライズが2016年に連載されることも決定した。
盛り沢山のプロジェクトではあるが、まだまだ明らかにされていないことも多い。そうした中で注目されるのが、2016年3月東京ビッグサイトで開催されるAnimeJapan 2016である。アニメ『クオリディア・コード』のステージイベントが予定されている。ここでも大きな発表が期待される。
テレビアニメ『クオリディア・コード』
脚本: Speakeasy(さがら総×橘公司渡 (さがら総×橘公司×渡航)
キャラクター原案: 松竜
キャラクターデザイン:田畑壽之
音楽: 岩崎 琢
制作: A-1 Pictures
製作: クオリディア・コード製作委員会
アニメ『クオリディア・コード』
(C)Speakeasy・マーベラス/クオリディア製作委員会
「クオリディア・コード」テレビアニメ企画発表 さがら総×橘公司×渡航、人気作家がタッグ組む
《animeanime》求人情報を読み込み中...
コメント欄を非表示
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
「ガンダム ジークアクス」キャラデザ・竹さんによる「シイコ」の特別イラストが切ない…「仏花か」「指輪の存在が悲しみを増幅させる」
-
「ガンダム ジークアクス」アニメーター陣による「シイコ」の特別イラストに阿鼻叫喚…「人の心!」「あの後にコレはきつい」
-
“黒い三連星”が駆る「リック・ドム」は大推力スラスターを搭載!「ガンダム ジークアクス」第5話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介
-
【特集】広大なフィールドを駆け回ろう!今注目のオープンワールド5選―爽快アクションから発売間近の超ビッグタイトルまで
-
「あれ?いつもとなんかちがう??」マクドナルドが映画「マイクラ」コラボを示唆?ハッピーセットのロゴが“四角く”表現
-
「ガンダム ジークアクス」のクランバトル、「競技だから命までは取らない」は間違い!?「頭部破壊で勝ち」の安全ルールも疑問視
-
ジム…ではなくゲルググ!?「ガンダム ジークアクス」第4話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介
-
「トレーナーに“ガチ恋”してるウマ娘」No.1は誰? エイシン、マヤノを振り切ったのは…【アンケ結果発表】
-
最も人気の高い『ペルソナ』ナンバリングはこれだ! 上位3作が約3%差の熾烈な争い─派生作もジャンル別で激突【アンケ結果発表】
-
『天穂のサクナヒメ』の攻略に、農林水産省の公式サイトは本当に役立つのか? 参考にしながら実際に稲作してみた
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください