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今回もネタバレができないため多くは語れませんが、とにかくストーリー・空間・システムの演出が前作同様に素晴らしく、特に“登場キャラクターたちが個性的”というのは強調しておきたいところ。彼らと触れ合う時間はトータルで30分ほどですが、それでも各キャラクターの魅力が伝わってきました。特に特殊部隊の隊長は男気溢れるキャラクターで、彼に惚れるゲスト続出。私も思わず「隊長!!!!!」と叫んでしまいました。もちろん隊長以外のキャラクターも魅力的で、たとえば隊長と部下とのやり取りはうるっときます。
システムに関しては、前作よりも難易度が下がっており、サクサクと進めるバランスに。ただ謎を解いた時の達成感は確りとあり、演出の面でも拘りが感じられるため、簡単すぎて面白くないという事はありません。なお、謎解きには『バイオハザード』や学問的な問題は出題されないため、誰でも謎解きに参加することができますよ。
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この様に「エスケープ2」は、もはや“リアル脱出ゲーム”というジャンルでは表現できない域に。その没入感はとてつもなく、この体験は間違いなくUSJでしか体験できません。これは前作でも同じことが言えますが、前作には前作の、本作には本作の良さがあるのが最大の特徴。つまり、この機会を逃せば、再演がない限り“この体験”はもう味わえないということ。
これが「行かないと後悔する“リアル脱出ゲーム”だから絶対行け!」と表現した所以なのです。
USJの「バイオハザード・ザ・エスケープ2」は1月15日から5月29日まで開催。チケットの詳細などは公式サイトをご覧ください。