作品が観られる場所は、映画館のスクリーン、店頭のモニター、テレビ、さらにウェブ配信と映像好きが日常で接する様々なシーンに及ぶ。予想を上回る怒濤の展開だ。
『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』は、2013年に「週刊少年ジャンプ」でスタートした。舞台は江戸時代、立派な武士になるべく、武士道学校に通う青年・磯部磯兵衛が主人公だ。磯兵衛の日常をギャグ満載で描く。
連載開始当初より異色作とされてきたが、今回のアニメ化も異色だ。長さは30秒程度のショートアニメ(豆アニメ)、小粒でピリリと利いた作品を目指していそうだ。しかも、今回の複数メディアでの一斉展開となった。
映画館では、新宿ピカデリーや全国のMOVIXなどのSMT25劇場で幕間のCMとし上映される。テレビでは、どこかかでオンエア中のこと、街中では書泉グランデ(神保町)、書泉ブックタワー(秋葉原)、そして全国アニメイトの店内モニターにて放映する。
さらに映像配信サービスの大手GYAO!とdTVにて配信されている。アニメ公式サイトにても配信する。30秒程度ではあるが、今後も新作エピソードを次々に展開するとしており、目が離せない。
そのアニメ本編は、ショートアニメを得意とするギャザリングが制作をする。豪華声優陣もすでに話題を呼んでいる。磯部磯兵衛役には山下大輝、中島襄役は村瀬歩、母上役はたかはし智秋と人気声優が起用された。さらに平賀源内役を松山鷹志、ナレーションは坂本頼光が務める。
アニメのかたちも、作品展開も、個性たっぷりの豆アニメ『磯部磯兵衛物語』。今後も、まだまだサプライズを世に届けそうだ。
豆アニメ『磯部磯兵衛物語』
[スタッフ]
原作: 仲間りょう(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督: まんきゅう
アニメーション制作: ギャザリング
[キャスト]
磯部磯兵衛役: 山下大輝
中島襄役: 村瀬歩
母上役: たかはし智秋
平賀源内: 松山鷹志
ナレーション: 坂本頼光
「磯部磯兵衛物語」劇場/TV/配信/街中で一斉スタート 長さ30秒、豆アニメの圧倒的な破壊力
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