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【台北ゲームショウ2016】「城を奪い返せ!」で日本でもお馴染み『Crush of Kings』のElex Wireless社に直撃

ここ数日、土砂降りの雨が続いていた台湾・台北。気温の上昇とともに熱気も上昇している台北ゲームショウ2016。3日目を迎えた30日は、土曜日ということもあり尋常ではない数の人が会場に訪れていました。

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ここ数日、土砂降りの雨が続いていた台湾・台北。気温の上昇とともに熱気も上昇している台北ゲームショウ2016。3日目を迎えた30日は、土曜日ということもあり尋常ではない数の人が会場に訪れていました。



どこもかしこもステージイベントが盛り上がるなか、どこかで見たことがあるようなロゴが大きなスクリーン上に映しだされており、そこに『Clash of Kings』の文字。



「城を奪い返せ!」のキャッチフレーズとともに、日本のテレビコマーシャルでも多く見かける本タイトルですが、実は中国に本社を構えるIT会社のElex Wirelessが運営を行っています。





本作は中国だけでなく台湾でも同じように支持を得ているようで、会場内外に多くの看板が立ち並んでいました。





ゲームの試遊台はもちろんのこと、オリジナル菓子パンのプレゼントやダーツゲームなど、本ブースに訪れた人に対し「いかに楽しんでもらえるか」ということを考えている様子がうかがえます。



その想いはステージイベントにも反映されているのか、来場者と一緒にパントマイムやバルーンアートを行ったり、ステージに訪れたユーザーに豪華プレゼントを用意するなど、日本のゲームショウではあまり見かけない、ド派手な仕掛けを多く組み込んでいました。



今回インサイドでは、Elex Wireless社の台湾PR担当者、イベント担当者の方にミニインタビューを敢行しましたので、そちらの様子もお届けします。

―――今年の台北ゲームショウ2016はどうでしょうか?

今回のゲームショウは過去に見たことがないほど盛り上がっていて、出展企業(特にB2B)、来場者数も昨年に比べると増えているように感じます。

―――今回の出展の意図は?

現在、台湾でも『Clash of Kings』を配信しているのですがおかげさまで常にトップセールス5位以内に入るような状況です。今回の出展は、支えてくださっているユーザーさんに向けて「感謝」の意味が大きいです。

―――競合タイトルはどのあたりになるのでしょうか?

『クラッシュオブクラン』が近しいタイトルになってくるかと思うのですが、ジャンルも微妙に違ってきます。競合という競合は台湾では、現時点では無いかもしれません。

―――台湾のゲームマーケットについて。どのように見ていますか?

多くのユーザーが「ゲーム」そのものをプレイしていますが、そのほとんどが今はスマートフォンゲームをプレイしている印象です。もちろん、コンソールでゲームをプレイしている方もいらっしゃいますが、ゲーム機本体の価格やパッケージソフトの価格が高いということや、みなさんやはりスマートフォンを利用していますので、スマートフォンアプリゲーム市場がものすごい勢いで伸びていますね。

―――今後の海外展開について。日本をはじめ、海外展開はどのように考えていますか。

アジアをメインとしながら海外展開は今後も積極的に行っていく予定です。もちろん、日本も今以上に力をいれていきたいと考えていますので、期待をして頂ければと思います。

―――ありがとうございました。



日本でも積極的なプロモーション活動を行っているElex Wireless。今後どのようなタイトル・サービスを我々に提供をしていくのか、注目をしたいところです。
《森 元行》

森 元行

海外のゲームショウにてeスポーツの大会に出会い衝撃を受け、自身の連載「eスポーツの裏側」を企画・担当。プロプレイヤーはもちろん、制作会社や大会運営責任者、施設運営担当者など「eスポーツ」に携わるキーマンに多くのインタビューを実施。 2022年3月 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 博士課程前期課程(修士/MBA)修了。

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