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続いて最新のゲーム画面が発表され、ゲームシステムの紹介へ。画面はキャラクターたちの拠点となる「本殿」。右のコマンドの中にある「鶺鴒台」が、血と血をかけ合わせて子を産む「一血卍傑」を行う場所であるとのこと。「討伐」ではキャラクターを戦いに出し、ストーリーになぞってシナリオをクリアしていきます。
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「一血卍傑」についての基本システムも明らかに。キャラクターは神代八傑→桜代→双代と世代交代していくシステムになっており、そのかけ合わせの中で100体以上のキャラクターが誕生するそうです。「親から子へ、がひとつのテーマである」と岩崎氏。
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さらに全8種の兵種が発表され、それぞれに上級職があり、陰と陽に分かれることが明らかに。育て方によってどちらかに分かれるのだそうです。8種の兵種は剣士、鬼人、侍、楽士、天将、忍、巫覡(ふげき)、星詠みとなっており、基本職8種+上級職16種で5人パーティを組み、さまざまな戦略を立てながら討伐を進めていく流れになります。神代八傑にも上級モデルはあるのだとか。「デフォルメキャラのグラフィックが変化する」と梨木氏。
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グラフィックにもこだわりがあり、キャラクターだけでなくUI も和風でまとめているとのこと。3Dモデルも和風に仕上げており、主線を墨絵タッチにしたりと工夫を凝らしているそうです。動画によるデモではブラウザゲームとは思えないほどヌルヌルと動いていました。「待機モーションにも一工夫いれています」と梨木氏。
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また、「一血卍傑」は血を混ぜ合わせて子を成すゲームなので、見た目が男性に近いキャラクター同士、女性に近いキャラクター同士のかけ合わせも可能であるとのこと。「神様に性別はありませんから」と岩崎氏。組み合わせの自由度の高さがうかがえます。キャラクターの寿命やロストはるのか?の質問に関しては「今後の情報をお楽しみに」とのことです。
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ストーリーの第一部は「桜代征西編」であることも明らかに。桜代のキャラクターたちが西に向かい、悪霊たちを討伐するストーリーになります。
倒すべき悪霊のビジュアルも明らかになりました。こちらは界帝の命によって攻めこんできた尖兵。とてもスタイリッシュです。今回発表になったキャラクターは一番最初に出会う、いわば「スライム」や「ゴブリン」みたいなものであるとのこと。悪霊にも様々なデザインが用意されているようです。シナリオごとにボスも用意されているとのことなので、そのデザインにも注目です。
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気になる事前登録は2016年6月から。7月末のサービスインとなります。発表会の最後に岩崎氏は、「今現在で著名なイラストレーターさん、声優さんが集まっているタイトルになります。サービスインは延びてしまいましたが、その分だけ密な、今までにないブラウザゲームに仕上げたいと思っています」とコメント。梨木氏は「本作はボイスもシナリオもボリュームが多いです。
今までこの規模のブラウザゲームはなかったと思います。ゲーム自体も楽しんでいただけるような内容をお届けしたいと思っています。リリースまで楽しみにお待ちください」とコメントし、イベントを締めくくりました。
徐々に解禁情報されつつある『一血卍傑 ONLINE』。サービスインまでもうしばらくかかりますが、続報を待ちつつ今後の展開に期待しましょう。