インサイドでは既に最終バージョンのレポート記事を公開しており、その後新たに実装された「模様替え」「戦績」についても記事としてお届けしていますが、2月19日に開幕した「JAEPO2016」で本作を改めてプレイしたところ、まだ伝え切れていない部分があったため、再度『艦これアーケード』のプレイレポート記事をお届けします。
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正直なところ、前回の体験会では「限られた時間でシステムを理解しまとめる」という部分に注力していたため、“純粋にゲームを楽しむ”余裕がありませんでした。
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ですが、今回はゲームシステムを理解した上でリラックスしてプレイすることができ、「ゲームとしての面白さ」を強く感じることができました。本稿では、そんな面白さと、本作をプレイすることでどのような体験ができるのか、という部分をお届けします。
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本作はプレイ時に「GP」というポイントを購入し、これを消費しながらゲームを進めていきます。「GP」の消費方法はシーンによって異なりますが、出撃準備を行う「提督部屋」では1秒につき1GPを消費。お財布のことを気にするならすぐに出撃した方がいいのですが、「提督部屋」では3DCGになった「艦娘」たちを様々な角度から眺めたり、タッチしてリアクションを楽しむことができます。
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その時のモーションや台詞が素晴らしく、TVアニメやブラウザ版では見られないものもありますので、どんどんGPを消費。また3DCGへの落とし込みも絶妙で、各イラストのテイストを確りと残しつつ、統一感のあるモデルに仕上がっています。そのため、お気に入りの「艦娘」を眺めるのに夢中になりすぎてGPを使い切ってしまいました。
実はこの部分が非常に面白い仕掛けで、本作では手に入れた「艦娘」が紙のカードとして筐体から排出されますので、“手元に残るカードを収集する楽しさ”と“カードをゲームに読み込ませて眺める楽しさ”を1作品で体験できるのです。
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そしてなんといっても、戦闘が面白いのが『艦これアーケード』最大の魅力です。今回はある程度ゲームが進んだ状態でプレイできたため、もっとも難しいステージを選択。
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すると、予想していた以上に敵の攻撃が激しく、「まずは雷撃と航空攻撃で様子だ」「前方から魚雷が接近してるから速度を上げつつ、有利な位置に移動するために回り込もう…あ!でも艦隊の疲労度がヤバイぞ」「ていうか戦闘モーションもこだわってるなぁ」といった感じで、常に敵の行動を予測しつつ、速度と舵を操作することに。この忙しさに、「操舵輪」「船速レバー」のガチャガチャとしたアナログ感が加わるため、非常に気持ちよく操作することができます。
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また本作のバトルは「既存のシステムに『艦これ』を乗っけた」というものではなく、アーケードという環境を最大限に活かした設計になっているため、他のゲームでは体験できない“本作だけの戦闘”というやつを味わうことができるのです。
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因みに戦闘中は息をつく暇がありませんが、「中破」「大破」時に入るカットイン中に「艦娘」をタッチすると、くるくる回せる機能を偶然発見。激しい戦闘で「艦娘」が傷ついてしまったら、とりあえず彼女たちを回して落ち着きましょう。
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まだ稼動していないため深いところまではプレイできていませんが、それでも「艦娘」の可愛さと戦闘の楽しさを味わうことができました。
稼動後は「艦隊編成」「装備開発」といった自分だけのパーティー構成に力を入れられ、ランキング機能で他の提督と腕を競う遊びもできるようになりますので、遊びの幅はより広がり、より奥深い体験を楽しめることでしょう。
『艦隊これアーケード』は今春稼動予定です。
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