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本作は「角川ゲームミステリー」第一弾と銘打った、アドベンチャーゲーム。舞台は今から15年前。主人公は当時開封していなかったペンフレンド・文野亜弥からの文通に気づきます。そこには「私は人を殺してしまいました。罪を償わなければなりません。これでお別れです。さようなら」という文字。彼女に何が起きたのか、彼女から送られた手紙やクラスメイトの証言から真実に迫っていきます。
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本作は島根県松江市の実在する名所や人物が多数登場。島根県や松江市も全面的なバックアップを行いました。県商工労働部次長(観光担当)の伊藤宏氏は「何度も取材に訪れていただき、多くの人から熱心に話を聞かれていました」と話しました。取材は1年、2000枚の撮影を行い、実在する40箇所、8人の人物がゲームに登場するそうです。島根県のゆるキャラ、しまねっこも参戦です。
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一方、角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏は「こうした立場で世界各国を巡る機会に恵まれていますが、つくづく深く思えてくるのは島根県がとても素晴らしい場所であるということです。素晴らしいクリエイターの皆様や地元の皆様の協力も得ることができ、100年後も島根を描いた作品の代表と『ルートレター』が言われるような作品にするべく取り組んできました」と挨拶しました。
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また、本作は当初からアジア展開を計画していて、そのパートナーとなるソニー・インタラクティブエンターテインメント台湾の江口達雄プレジデントも登壇。「今回は幾つかの台湾メディアにもお越しいただき、ソニーとして台湾をはじめとするアジア地域で『ルートレター』が成功し、島根に訪れる観光客の方が増えればと思っています」と話していました。
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会場にはヒロインの文野亜弥役を務めた日高のり子さんや、坂田知子役の麦穂あんなさんも登場。会場ではその場限りの特別シナリオを演じ、会場を沸かせていました。
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主題歌は、ニコニコ動画で1000万再生の"ろん"さんが竹内まりあさんの「純愛ラプソディ」をカバー。さらに、ゲーム中でも松江の天才子役、佐々木ありさ役で声優初挑戦。「ルートレターという大きなプロジェクトで歌わせていただいたこと、声優に挑戦させていただいたこと感謝してます。ゲームを通じて楽しんだり、感動してもらえると嬉しいです」と話していました。
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最後のプレゼントコーナーでは「角川ゲームミステリー」の次回作に出演する権利を賭けたじゃんけん大会。松江市在住の女性が勝ち残り、出演権を獲得していました。
会場には県外からも含め約300名のゲームファンが訪れ、熱気に溢れたものとなりました。列島最速で、"ご縁の国"島根からスタートした『ルートレター』。6月16日の発売に向け、様々なイベントや施策も予定されているということでしたので、楽しみにしたいですね。
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