海外フォーラムNeoGAFユーザーの一人は、「VRって、発表時には既に“終わってた”んじゃないか?」とVRが一過性のムーブメントなのではと疑問を感じていた様子。VRデバイスの大きな展開はまだまだこれからのことではあるものの、あまりにも強烈な盛り上がりを「過剰」と見る方も少なくはなく、需要に供給が追いついていない状況にもどかしさを感じるユーザーも見られています。
そして、ユーザーの疑心の原因のひとつとして考えられているのが「提供価格」。「1300ドル以上もする」「VRシステムを揃えるのはほとんど新しいPCを買うのと同じこと。現状ではHTC Viveを手に入れるのも夢物語みたいなものだ」と若干の辛口コメントも寄せられていました。また、「現状はお金を払うほどの興味はないが将来は買うと思う」「いわゆる“1980年代におけるパソコン”みたいなものでしょ。巨大な先行投資だ」とも語られており、期待を寄せるユーザーにとってもその価格面は決して受け入れ易いものではないようです。
そのほかには、「解像度の問題が解決するまで待ちたい」「スクリーンドア効果やFOV、レンズのクオリティーも重要。それにHTC Viveを長時間付けていたときの排熱も大きな問題のひとつ」と機能面に関する意見も。新たなゲーム体験が期待されるVRシーンですが、新型ガジェットを好むハードコアゲーマー以外にも広く普及するには、もうしばらくの時間がかかるのかもしれません。