【レポート】「ガンダム」ジ・オリジンとサンダーボルトの両プロデューサーがトーク

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』が、2週間限定の上映を6月3日に終えた。その6月3日には、新宿ピカデリーで『機動戦士ガンダムサンダーボルト DECEMBER SKY』を加えたプロデューサートークショーが行われた。トークには「THE ORIGIN」の谷口理プロデューサー、「サンダーボルト」の小形プロデューサー、アムロ・レイのモノマネをする若井おさむ、シャア・アズナブルのモノマネをするぬまっちの4人が登壇した。

プロデューサートークショーの会場では、シャアとアムロの漫才を披露したり、ジオン軍機授与が行われた。この日は上映の最終日ということもあり、最初の挨拶で「皆さんのおかげで2週間の上映無事終えることが出来ました。4話も期待しててください」と谷口Pが語った。「今日は見事にガンダム世代が多いですね！」という若井の発言も飛び出した。

3話を観た感想では、「隣の席の方がエンドロール流れてるときに帰ろうとしたんですが、そこでキャストクレジット観てたら、アムロ・レイ＝古谷徹って流れてて、この後絶対何かあると思ったので、その人にまだ何かありますよって言って引き止めちゃいました(笑)」と若井が話した。谷口Pも、エンドロールが長いことから客が席を立ってしまうのではと、心配だったことを明かした。
次回の4話については、オリジナルキャラクターと原作にないエピソードも入るという驚きの情報も。ぬまっちも「次回作はいよいよララァが登場しますからね！」と語り、期待が高まっている様子だった。

6月25日より上映する「サンダーボルト」については、ガンダムとジャズの組み合わせについて「すごくかっこいいんです」と若井。さらに「フルアーマーガンダムがちょっと怖すぎるんですよ」と続けた。それに対し小形Pは「今回はガンダムが悪者みたいな感じで作りました。だからフルアーマーガンダムのデザインがあえて悪そうになってるんです」と回答。音楽については、劇中の曲を菊池成孔が歌詞も全て書き下ろしていることを話し、「ぜひ25日からサンダーボルトを見に来ていただければ感じれると思います」とのことだった。
シリアスな内容に「子どもにみせたくないなと思いながらつくっていました（笑）」という小形Pの発言もあったが、「でもなんか頑張ろうって思いますよ！これよりひどいことなんてなかなかないですからね（笑）」とぬまっちが会場の笑いを誘った。

最後にはそれぞれファンに向けて挨拶をし、谷口Pは「4話は秋ごろに皆さんお見せできると思います。モビルスーツ戦もありますのでぜひ、期待していてください。」と語ってトークショーの幕は閉じた。『機動戦士ガンダムサンダーボルト DECEMBER SKY』は6月25日より2週間限定で、全国15館にて上映される。クオリティの高いガンダムの作品が続けて劇場上映されるということで、今後も見逃せない。

『機動戦士ガンダム　サンダーボルト　DECEMBER SKY』
6月25日（土）～7月8日（金）2週間限定　全国15館にてイベント上映！

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