『GANTZ:O』は奥浩哉氏の漫画『GANTZ』の中でも人気の高い大阪編のストーリーを全編3DCGアニメーションで描いた劇場作品である。また、主題歌を担当するドレスコーズは、元毛皮のマリーズのヴォーカルである志磨遼平のソロプロジェクト。今回のシングル「人間ビデオ」には、サポートメンバーとしてギターに人間椅子の和嶋慎治、ドラムに凛として時雨のピエール中野、ベースに有島コレスケ、キーボードに中村圭作が参加している。
そんな10月12日に発売されるドレスコーズのシングル『人間ビデオ』には、別バージョンとして「GANTZ:O盤」も発売。そのCDのカップリングとして、加藤勝(CV.小野大輔)、玄野計(CV.梶裕貴)のキャラクターソング「2MC&3次元」が収録される。
今回のキャラクターソングに対して、小野と梶からのコメントも明かされた。小野は「畳み掛けるような台詞の掛け合いと、互いの思いを重ねるユニゾン。この一曲に GANTZ の世界がギュッギュッと凝縮されたような感覚。キャラクターソングを超えて、GANTZ を音楽と言葉で表現した作品と言った方がしっくりくると思います。」とコメント。梶は「歌詞は基本的に原作にある台詞を引用して組み合わせたものだとお聞きして、その作品愛と遊び心に感動しました。なので僕自身も、一曲の中で玄野の成長や変化を感じていただけるようなお芝居&歌を意識して取り組みました。キャラクターソングでありつつも、ある種、歌という枠を超えた一つの作品に仕上がっていると思います。「GANTZ」の壮大なドラマを感じていただける楽曲になっていると思います。」と、歌詞にも遊び心も溢れた楽曲である事を明かした。このキャラクターソングにも、コーラスとしてドレスコーズの志磨や、楽器隊としてサポートメンバーの面々も参加しているとのことだ。
そして、原作者の奥浩哉氏が描いたドレスコーズのイラストも公開され、アニメイト、アニメガ・文教堂、ネオ・ウイングではイラストを使用したアナザージャケットが特典として付属される。そんな『GANTZ』の世界観と遊び心が凝縮されたキャラクターソングがどのような仕上がりになっているのか。映画と合わせて、こちらも注目だ。
『GANTZ:O』
2016年10月14日(金)全国公開
(C)奥浩哉/集英社・「GANTZ:O」製作委員会
『GANTZ:O』加藤と玄野のキャラソンを制作 小野大輔と梶裕貴のコメントも公開
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