「大都市に迫る 空想脅威展」は特撮と都市の関係を解き明かす展示イベントである。日本独自の文化である特撮作品では、多くの怪獣や怪人たちが大都市を幾度となく襲ってきたという伝統がある。
それを踏まえ、会場では森ビルが制作した通常非公開の巨大都市模型を特別に公開。縮尺1/1000のスケールで東京を精巧に再現した都市ジオラマ模型を用いて、怪獣たちが東京のどこに姿を現していたのか、最新の3D地図も交えて振り返っていく。怪獣の出現場所や侵攻ルートなどを知れば、作品をより深くまで楽しめそうだ。
怪獣体験コーナーでは怪獣のサイズになって都市を見下ろすことができる。縮尺1/1000の新宿副都心と西東京の街並みが眼下に広がる光景は壮観だろう。
さらに1965年から全12作品が制作された「ガメラ」シリーズの展示もラインナップ。都市の破壊描写を製作資料で再確認できる。そのほか、『ガメラ2 レギオン襲来』における最終防衛線を2016年の設定でシミュレーションした企画展示や、実際に撮影に使われたガメラヘッドと写真が撮れるスポットも登場する。
「Tokyo City View Lounge」の関連企画「Book Cafe Lounge」にはガメラの特別メニューをラインナップ。1日限定20食の「ガメラのグリーンスムージー」と「ガメラバーガー」の両方をセット注文すると、イベントのキービジュアルが印刷されたオリジナルコットン巾着を先着で入手できる。芸術の秋と食欲の秋を同時に満たせる嬉しい企画となった。
「Tokyo City View Lounge」
会期: 2016年9月24日(土)~11月13日(日)
会場: 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー
入場料: 一般1800円、学生1200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1500円
ガメラも展示「大都市に迫る 空想脅威展」 1/1000スケールの都市ジオラマで怪獣の出現場所を振り返る
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