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セガゲームスは、PS4ソフト『蒼き革命のヴァルキュリア』のゲーム概要を公開しました。
『蒼き革命のヴァルキュリア』は、『ヴァルキュリア』シリーズ最新作となるRPGです。本作では、復讐を果たすため国をも巻き込む戦争を仕掛けた主人公たち、そして目的遂行の最大の敵として現れる「ヴァルキュリア」の物語が展開。「死」が当たり前のようにそこにある戦争という状況下で復讐のために国を巻き込む戦争を仕掛けた若者たちの群像劇や、リアルな戦場を体感できるバトルシステムなど注目ポイントが満載の作品となっています。
今回は、「奇跡の解放戦争」に隠された真実の一端をご紹介します。
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■人類を戦いの歴史へと誘った「蒼き革命」
18世紀半ば、謎多き蒼き鉱石「ラグナイト」から、さまざまな魔法的効果を引き出す術が発見される。その術は「咒術」と呼ばれ、行使できる人間は「咒術師」として崇められた。
それからおよそ1世紀後、世界に“革命”が起こった。聖暦1837年、「咒術」を誰にでも扱えるようにする機械「咒構」が開発されたのだ。「咒術」は「咒工業」として工業化され、人々にさまざまな恩恵をもたらすこととなった。
この「産業革命」は、その源である「ラグナイト」になぞらえ、後の世で「蒼き革命」と呼ばれた。だが、「咒工業」の導入による産業と社会構造の変革は、人類の歴史をその資源たる「ラグナイト」をめぐる“戦いの歴史”へと変えさせることにもなった。
――力を持つ者が奪い、支配する「帝国主義」時代の幕開けである。
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■ラグナイト
神代の時代から存在すると言われる蒼き鉱石。「咒術」の発見以降、この鉱石に注目が集まり、研究と体系化が進んでいった。ラグナイトには大きさや純度に比例して能力差があり、小さいものや純度の低いものは「クズラグナイト」「ラグナイトのかけら」などと呼ばれる。
■咒術(じゅじゅつ)
ラグナイトから不思議な力を引き出し、魔法的な効果を生み出すこと。咒術を行使し得る才能のある者は「咒術師」と呼ばれる。咒術の発見からおよそ80年後、ラグナイトから誰にでもエネルギーを引き出すことが可能な装置「咒構」が誕生。これにより、咒術は「咒工業」として工業化され、ラグナイトの価値も激変することとなった。
■かつて、奇跡の解放戦争と呼ばれる戦いがあった―
聖暦1853年10月4日、後に「奇跡の解放戦争」と呼ばれる戦いが幕を開けた。小国「ユトランド王国」が突如、ヨーロッパ五大列強の一角たる「ルーシ帝国」に宣戦布告。かつてユトランドの地であったルーシ領・モルダの前線基地を急襲したのだ。その背景には、ブリタニア、ルーシ、フランセーズ、ハプストリアの列強四帝国による、ユトランドへの言われなき経済封鎖の圧力があった。
植民地にこそされていなかったものの、およそ1年間にも渡ってユトランドは後の世に言う「BRuFH(ブラフ)包囲網」に苦しめられていたのである。強大なる帝国に対し、小国が仕掛けた戦争はあまりに無謀とも思えた。
ところが、隊長アムレート・グレンケア率いる精鋭部隊「ヴァナルガンド」の活躍により、ユトランドは思いがけない善戦を見せる。破竹の勢いで属領を解放する「英雄」の姿に、小国の民は熱狂した。
植民地支配からの解放を掲げ、戦争を勝利に導いた5人の若者たち。だが、彼らは英雄などではなかった。復讐という私怨のために国を巻き込み、大いなる戦争へと導いた「大罪人」だったのである。
戦後彼らは、戦争を主導し、王女を謀り、国民を欺いた罪で裁かれ死罪となった。歴史は彼らをこう呼んでいる。「五人の大罪人」と――。
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本作においてプレイヤーが為すべきことは、アンチ・ヴァルキュリア部隊「ヴァナルガンド」を率いて、帝国軍そしてヴァルキュリアを打ち破ること。もうひとつは【小国のユトランドがルーシ帝国に勝利する「奇跡の解放戦争」。その物語を追体験し、歴史の裏に隠された真実を知ることです。
戦後、「五人の大罪人」と呼ばれた若者たちは、祖国・ユトランドを勝利に導いた「英雄」なのか。それとも、ただ私怨で戦争を起こした「罪人」なのか。奇跡の解放戦争の裏に隠された真実を解き明かします。
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■ユトランド王国
国家憲法および衆議院・貴族院から成る王国議会で統治される立憲君主制国家。ラグナイト資源に乏しく国土も小さいが、真面目で勤勉な国民性から技術に優れている。
【五人の大罪人】
復讐のためにユトランドを帝国との戦争へ駆り立てた、5人の若者たちの蔑称。それぞれが異なる分野で活躍し、小国ユトランドを勝利へと導いた。
■ルーシ帝国
かつては資源にも技術にも乏しい小国だったが、ヴァルキュリアを得たことにより急速に力をつけ、周辺の国を併呑して列強の一角となった。現在は資源も技術も有する軍事大国となっている。
【帝国四将】
皇帝クローディアスが皇太子だった時代から付き従う、忠臣4人の総称。国政や軍事において要職を担う。
■アムレート・グレンケア
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・CV:小野大輔
のちに「五人の大罪人」と呼ばれる5人の若者のリーダー。大切なものを奪い去った
ルーシ帝国に復讐を誓い、10年の歳月を費やしてユトランドを戦争に仕向ける。戦い
の腕にも長けており、自らアンチ・ヴァルキュリア部隊「ヴァナルガンド」の隊長と
なり戦場に立つ。
■オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド
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・CV:早見沙織
ユトランド王国の姫。幼い頃から国民に歌を披露し、国のシンボルとして、またアイドル的存在として愛されてきた。姫としての責務やプライドから、帝国の理不尽な圧力に屈さず、自らも剣を取り前線に立つ。真面目で純真な性格から、戦争の中で打ちのめされることもある。
■ブリュンヒルデ
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・CV:坂本真綾
アムレートたちの前に立ちふさがる最強の敵。冷淡ともとれる性格と、妖しいまでの美しさを持つ、この世ならざる存在。強大な咒術と「死の歌」を操り、人々から「死神」として畏れ崇められている。
■クローディアス・パウロヴィッチ・キエフ
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・CV:磯部勉
ルーシ帝国の皇帝。ヴァルキュリアを手中に収め、軍事力を背景に急速に力を伸ばす。強引なやり口から国内外に敵は多いが、持ち前のエネルギッシュさとカリスマ性から彼を信奉する者も多い。清濁併せ呑む度量と実力主義的な面も持つ。
■マクシム
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・CV:鈴村健一
ルーシ帝国に併呑された属領国の元第二王子。その立場から王位継承の意識は薄かったが、天賦の武の才から、将軍として父王や兄王子を助けていた。帝国に侵略された際、クローディアスに才能を見込まれ、配下に加えられる。この時、「咒体」と「咒構武器」を授けられた。
本作のバトルシステム「LeGION(レギオン)」は、従来のRPGのコマンドバトルを軸に置きつつ、少数部隊で大軍を撃破する爽快感と大軍との戦いを楽しめるユニークなものとなっています。グレネード弾で煙幕を張ったり、咒術で攻撃や回復を行なったりと、剣や銃、咒術を駆使して戦場を支配しましょう。
■時間を止めてアクションを発動する「バトルパレット」を採用
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咒術や兵器、回復アイテムなどを、時間を止めて選択・発動できる。じっくりと狙いを定めましょう。
■咒術で複数の敵を一掃せよ!
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敵に大ダメージや広範囲ダメージを与える咒術。各ユニットが使用する咒術はカスタムも可能です。
■刻一刻と変化する「戦況」
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画面上部のゲージは戦況を表わし、青いゲージの占める割合が高いほど自軍が有利であることを示しています。
■巨大な重咒機との戦いも!
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帝国の四将が操る「重咒機」。攻防ともに強力な敵を、仲間との連携と咒術を駆使して撃破せよ!
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本作では緻密な線と鮮やかな色使いで、深淵なる物語を演出。これは「GOUACHE」と呼ばれるもので、本作のために独自に開発された絵画風のグラフィック表現となっています。
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『蒼き革命のヴァルキュリア』は2017年1月19日発売予定。価格は、PS4版が7,990円(税抜)、PS Vita版が6,990円(税抜)です。
(C)SEGA