
e-Sportsに携わる「人」にフォーカスを当てて、これからの日本のe-Sportsシーンを担うキーパーソンをインタビュー形式で紹介していく【e-Sportsの裏側】。前回の連載ではNEXON KOREAのe-Sportsチームを率いるファン・ヨンミン氏に海外e-Sportsの潮流と日本が取り組むべき課題について熱く語ってもらいました。
■e-Sportsとは?
e-Sports(Eスポーツ)とはElectronic sportsの略で、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。高額な賞金のかけられた世界的な規模で行われるプロフェッショナルな大会から、アマチュアまで競技が行われており、ジャンルやゲーム毎にプロチームやプロリーグが多数あります。現在e-Sportsの対象となっているゲームを遊ぶ人の数は、全世界で5500万人を超えています。
(ゲーム大辞典参照:http://game-lexicon.jp/word/e-Sports)
e-Sports(Eスポーツ)とはElectronic sportsの略で、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。高額な賞金のかけられた世界的な規模で行われるプロフェッショナルな大会から、アマチュアまで競技が行われており、ジャンルやゲーム毎にプロチームやプロリーグが多数あります。現在e-Sportsの対象となっているゲームを遊ぶ人の数は、全世界で5500万人を超えています。
(ゲーム大辞典参照:http://game-lexicon.jp/word/e-Sports)
今回は番外編ということで、昨年実施された「Logicool G CUP 2016 Final」に協賛として名を連ねていた日清食品株式会社のマーケティング部 第5グループ 主任の石川耕太氏に本大会への協賛の経緯を突撃インタビュー。大会優勝チームには1年分の『日清のとんがらし麺 うま辛海鮮』が贈られるということでも話題になった本大会ですが、e-Sportsと『日清のとんがらし麺』との意外な共通点についても語ってくれました。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

――石川さんの経歴と今のご担当されているお仕事を教えてください。
石川耕太(以下 石川):今はマーケティング部に所属して4年目になります。基本的には『日清のとんがらし麺』をメインに担当しています。他には「日清焼きすぱ」などのブランドを担当しています。『日清のとんがらし麺』を担当してからは1年ぐらいです。
――今回、Logicool G CUP 2016 Finalに協賛した理由を教えていただけますか。
石川:元々e-Sportsというジャンルが伸びてきているというのもありますし、国籍や年代、それこそ体の大小も関係なく公平に戦えるというところがあり、そういう部分に共鳴したのと『日清のとんがらし麺』は辛さと旨さを追求しており、そういったゲームをプレイされる方との親和性が高いと考えたためです。
――フードやドリンクのスポンサーがe-Sportsの大会で増えてきていますが、石川さんの目から見て、日本のe-Sportsやゲーム業界はどのように見えていますか?
石川:まだ黎明期ですよね。知名度はまだ低いですし、まだまだ誤解している人も多く、とても難しい場所にいると思います。ゲームは堂々と公平なコンディションで対戦できる競技だと考えています。そういった面ではいろいろな人にアプローチができるのでは、と我々は期待しています。ですが、まだ初めてなので、どういう風に取り込んでいけばいいのかなとも思っています。今回は本当に良い機会だったと考えていまして、主催のロジクールさんの大会に協賛させて頂けたことは本当に幸運なことだと我々は思っています。

――こういったゲームの大会に『日清のとんがらし麺』としてスポンサードするというのは、よくあることですか?
石川:今回が初めてです。
――実際反応はどうですか?自分が見る限りはかなり良いようですが。
石川:コスプレイヤーの方にも食べて頂いていましたが、ゲームと『日清のとんがらし麺 うま辛海鮮』がマッチしているなと。
――何がマッチしているんでしょうか。
石川:「専門的」というところではないでしょうか。結構、狭く深くという人たちが多いのかな、という印象がありますが、そういった方が深くゲームを追求していきたいというところと、辛さと旨さを追求していくところがマッチしているとは思います。
――『日清のとんがらし麺』は発売されたのは結構前だと思うんですが、どれぐらいでしょうか。
石川:2000年に発売したので16年ですね。うちの会社の中でも割と古い方です。
――全体的に売れているのでしょうか?特定の層が購入しているのでしょうか?
石川:後者ですね。そもそも辛口ってそんなに間口が広いわけではないですが、昔から熱狂的なファンがいる形ですね。
――「エナジーラーメン」ではないですが、食べたら集中力が上がるというような商品の開発予定はないんでしょうか。
石川:そういう商品があればぴったりですね(笑)。食べたらストレス発散するというのは物理的にはできるらしいので、辛いものを食べてすっきりするというのは気のせいではないですね。『LoL』でランクマッチをプレイして負けたりすると、行き詰まったりストレスが溜まったりするかと思うのですが、そういう時に食べていただいて、ストレスを発散していただけるといいかなと思います。

――そういうシーンに食べると良いんですね。
石川:朝の目覚めとかもオススメです。
――ブランドとして、こういう方向性に持っていきたいというのはありますか?
石川:「日清のとんがらし麺」は、2014年に「うま辛」コンセプトを軸に再スタートし、2015年には、女性も手に取りやすい黒を基調にしたシックなパッケージに刷新いたしました。激辛は食べるのは怖いけど、「うま辛」だったら食べてみたいという方々を中心に、より多くの方に食べて頂ければ嬉しいですね。
――こういったゲームのイベントだけでなく、他のイベントでも協賛などを考えていますか?
石川:そうですね。ブランドとしては、まだ認知が低い状況ですので、とにかくまずは接触してもらうことが最優先ですね。ただ、現時点では次に何かあるというのは決まっていません。
――『日清のとんがらし麺 うま辛海鮮』はそんなフェーズなんですか?メジャーな商品かと思っていましたが。
石川:具体的な数字はお伝えできません。コアファンの方は多いですが、まだまだ認知が低いブランドです。e-Sportsと同じで、1度でも知って体験して楽しんでもらえれば、きっとファンが増えるはず。なので、なんとかみんなに知ってほしいし、食べて体験して欲しいです。それで好きになってもらえれば、と。「store.nissin.com」というオンラインストアもオープンしました。
――ストアは最近できたばかりなんでしょうか?
石川:元々あったのですが、大幅リニューアルをしました。
――今回の大会優勝賞品は『日清のとんがらし麺 うま辛海鮮』1年分でしたが、どれぐらいでしょうか?
石川:360個ですね。365個かなとも思いましたが、箱の関係で360個になりました。なかなか1人では食べきれないですね。
――最後に読者にメッセージを。
石川:このような機会をいただきましてありがとうございます。まだまだ『日清のとんがらし麺 うま辛海鮮』は知られていないと思いますし、必ず満足できる味だと思いますので、一度口にしていただきたいと思います。
――ありがとうございました。
石川:ありがとうございました。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
日本では、これから大きな盛り上がりを見せていくであろうe-Sports。今後も大会へのフードやドリンクスポンサーなども徐々に増えていって、大会全体を“HOT”にするきっかけが広がっていくことを願います。
