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VRコンテンツシリーズ「トキメキメテオ」に出演した倉持由香さん、星名美津紀さん
2016年は“VR元年”などと呼ばれ、「PlayStation VR」の発売などが大きな話題を呼びました。その熱はいまだ覚めることなく、さまざまな分野に派生しています。その一つが映像コンテンツです。3月31日にはグラビアアイドルのイメージビデオをVR化したコンテンツシリーズ「トキメキメテオ」が発売。翌日には恵比寿クレアートで記者発表会、および商品手渡し・2ショット撮影会が行われました。
トキメキメテオは付属のスマートフォン装着型のゴーグルを利用することで、アイドルを目の前にしたようなリアルなVR体験を提供するもの。“おはようメテオ”から“バニーメテオ”まで、時間とともに変化するドキドキのシチュエーションが展開されます。
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VR市場の推移について解説しながらも、
「VRはまだ経験者が少ないプラットフォーム」と語る
イード プロデューサーの土本氏
「VRはまだ経験者が少ないプラットフォーム」と語る
イード プロデューサーの土本氏
プロジェクトに参加した企業のひとつ、イード プロデューサーの土本学氏によると、同社では以前から新車を試乗する様子を撮影するなど、VRコンテンツの提供を進めてきたとのこと。今回の作品について、パッケージ版ではスマホを装着するタイプのゴーグルが付属しており、VRにおける入門的なコンテンツになっていると話しています。
「倉持由香さん、星名美津紀さんの2人を撮影しながら、映像としてのクォリティの高さと、物語としての楽しさの両方を追求しました。シリーズ名にもあるように、トキメキが降ってくるような衝撃を与えるコンテンツを目指しており、この部分については自信を持っています」
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シータの鈴木氏はモノラル撮影にはない、
ステレオ立体視だからこそのVR映像の魅力について力説した
ステレオ立体視だからこそのVR映像の魅力について力説した
VRコンテンツといえば、画面が迫ってくるような迫力が魅力となります。今作でその映像体験を支えるのがシータテクノロジーです。プロジェクトで撮影・編集を担当したシータ 代表取締役の鈴木雅彦氏は、その特徴は大きく2つあると話しています。ひとつは被写体の姿をステレオ立体視で忠実に再現する特殊な撮影機材。そして、もう一つが2つのカメラが像を結ぶ距離に合わせた撮影テクニックです。
「演者が近すぎると立体視は破たんしますし、遠いと小さくて見えにくくなります。そのため、現場では細かく演技指導を行いました。さらに、キャストの自然体の表情が伝わるようにと、ストーリーを壊さない範囲内でのアドリブを大切にしています」
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アイドルに会いに行くような感覚から、
倉持さんによると「VRコンテンツはグラビアとの相性がよい」のだとか
倉持さんによると「VRコンテンツはグラビアとの相性がよい」のだとか
なお、リリースされたコンテンツの見どころについては、出演している倉持由香さん、星名美津紀さんの2人が話しています。
倉持さんは今回タンクトップにショーパンといった部屋着に加え、ハイレグがセクシーなバニーガールの衣装にも挑戦したそうです。その中でも、時には趣味のゲームに誘ってみたり、夜には2人で恋人っぽくイチャイチャできるシーンもあるとか。撮影では視聴者のアングルを把握して動くのに苦労したとのことで、「ここまで来ると胸がちょうど目の前に来るとか、そういう調整は普段の撮影になかったですね」と話しています。
「イメージビデオは作品を観るという感覚ですが、VR作品は会いに行くという体験になると思います。ぜひ、目の前に女体が現れる体験をしてほしいですね。やっぱり、100センチの巨尻がウリなので(笑)。そのインパクトを楽しんでもらいたいです」
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「いつもの撮影ではカメラマンさんが付いてきてくれるけど、
今回はセットされたカメラの前でどれだけ演技できるかが勝負でした」と話す星名さん
今回はセットされたカメラの前でどれだけ演技できるかが勝負でした」と話す星名さん
一方、星名さんの撮影では、パジャマ姿などの可愛い衣装が中心だったと話しています。朝は爽やかに、昼に恋が芽生え、夜に大好きな気持ちがあふれてくる……。そんな恋人と過ごす時間の流れを楽しめるように、“肩もみをお願いする”といったイベントが要所に盛り込まれているようです。もちろん、夜にはセクシーな姿が見られるとか。
「映像がVRになったことの魅力は恋人感覚が楽しめることだと思います。好きな時に観てもらえたら、いつでも隣にいられるという。私の場合……アピールポイントは胸ですかね。ゴーグルで間近に見てもらいたいです!」
このリアルな恋人感覚というのは、VRコンテンツならではのものでしょう。ちょっと励ましてもらいたい時に、隣を見れば彼女がいる。そんな体験、アリだと思いませんか?