3000人以上のプレイヤーによって競われた大阪予選、東京予選を突破した8名が王者としての栄誉と優勝賞金400万円を賭けて激戦を繰り広げました。
予選大会の模様はこちら。
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昨年秋に行われた「RAGE vol.3 Shadowverse」から更にパワーアップしての開催となった本大会。オープニングアクトとしてまず登場したのは世界的にも有名な天才ギタリスト、マーティ・フリードマン氏です。弦楽器三重奏とコラボレーションし、Shadowverseの楽曲に氏独自のアレンジを組み込んだ圧巻のパフォーマンスで会場は一気にヒートアップ。
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マーティ・フリードマン氏と弦楽器三重奏
その他にも有名アーティストのプロデュースを手掛けるDJ TeddyLoid氏によるライブや、Shadowverseのキャラクターに扮したコスプレイヤーによるファッションショー、またここでしか購入できないオリジナルグッズの販売など、試合以外にも盛り沢山のイベントとなりました。
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会場内には無料観覧席や事前販売されたプレミアムボックスシートなど、一日試合を集中して観戦できる環境が整っており、沢山の観客が来場しました。総合司会にはタレントの武井壮さん、アシスタントMCはモデルの荒井レイラさんを迎え、会場を盛り上げながら大会の進行を行います。
OPENREC.tvの配信を担当したのはゲスト実況のCygamesプロダクトマネージャー・森慶太氏と解説のkuroebi氏、そしてゲスト解説として声優の石上静香さん、佐倉薫さん、植田佳奈さん、優木かなさんが登場し華を添えました。
決勝大会のルールは、3リーダーを用いたBO5(3本先取)のシングルエリミネーション方式となります。予選よりも複雑なルール、そして普段絶対に体験することの無い観客を前にしての対戦という重圧によって、あまり睡眠をとれていない選手もいたようです。
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決勝大会は第1回戦から激戦が続きます。2-2フルセットまでもつれ込む試合も多く、中にはお互いが最適な行動を取り続けて膠着し40分を超える試合もあったほどです。そんな第1回戦を勝ち抜き、ベスト4に駒を進めたのは「コワもて僧侶」ザイル選手、「微笑みのIQストリーマー」SOS選手、「歴戦のカードバトラー」マトモ選手、「西の秘密兵器」Enju選手の4名。
準決勝第1試合でまずぶつかったのは、ザイル選手 と SOS選手。
お互いに一歩も譲らずスコアを並べながら2-2で迎えた第5バトル目、ザイル選手のドラゴンをSOS選手のネクロマンサーが破り、SOS選手が決勝へと駒を進めました。
準決勝第2試合で登場したマトモ選手とEnju選手。 ネクロマンサー、ドラゴン、ヴァンパイアという同じリーダー構成となった両者ですが、デッキの構成やそのプレイは各人の思惑が交錯する個性あふれる対戦となりました。そんな中で見事試合を制し、決勝戦へ進出したのはEnju選手でした。
続いて行われたのは3位決定戦となるザイル選手 vs マトモ選手の試合。2人は旧知の仲ということもあり、準決勝とは打って変わって和やかな雰囲気での対戦となり、対戦相手が勝ったときに拍手をするなど仲の良さが伺えました。お互いに一歩も引かない戦いの末、第5バトル、マトモ選手がそのポテンシャルを発揮して勝利。
そしていよいよ始まる決勝戦は大阪予選を共に勝ち抜いたEnju選手とSOS選手による再びのネクロマンサー、ドラゴン、ヴァンパイアという同リーダー構成対決です。まずはSOS選手が2本先取し、圧倒的優勢に。しかし、第3バトルから怒涛の3連勝を決め、優勝したのはEnju選手でした!
Enju選手には、優勝賞金400万円とトロフィー、TAG Heuerの腕時計が贈られました。
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「正直、本当に優勝できるとは思っていなかった」と笑顔で述べるEnju選手。
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RAGE運営統括の大友真吾さんからは「新たなスター選手を作っていきたい。みんなが夢を持てるようなRAGEであり続けたい。」との言葉を聞くことができました。そしてその言葉の後に続いたのは、次回RAGE開催決定というサプライズな告知でした。
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「RAGE vol.5 Shadowverse」、「RAGE vol.6 Shadowverse」そして世界大会「RAGE Shadowverse Grandprix」の開催決定です。
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新たなスターの誕生、そして次の大型大会への期待を残し、幕を締めた「RAGE Shadowverse Tempest of the Gods GRAND FINALS」。
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今後絶え間なく続いていく『Shadowverse』のイベントに目が離せませんね。