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朝日学生新聞社は、「子どもとゲーム」実態調査リポートを公開しています。
今回の調査では、「朝日小学生新聞」の読者(小学校1年生~6年生)を対象に、家庭で遊ぶゲームについてのアンケート調査を実施、あわせてその親にも子供のゲームに関する調査を行っています。有効回答は男女457人になっているとのこと。
■ゲームが好きな子供は85.1%、家庭内ルールがある子供は91.9%
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457人の子供うち85.1%がゲームが好きと回答。また、ゲーム機を持つ子供のうち91.9%は、ゲームに関する家庭内ルールが存在しているとのこと。ルールは「宿題や勉強を済ませてから遊ぶ」「ゲームをしていい時間が決まっている」「夜遅くにゲームをしてはいけない」などとなっています。なお、1日のゲーム時間は平均50.6分となっています。
■ゲームOKの子供は効率よく学ぶ傾向に
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ゲームだけでなく勉強も好きと答えたのは81.4%。勉強時間はゲーム禁止の子供の方がやや長い(OK派の子供は82.3分、NG派の子供は89.0分)ものの、成績の良さはあまり変わらないとのこと(OK派の親で子供の成績を良いと認識しているのは94.4%、NG派の親で子供の成績を良いと認識しているのは93.3%)。
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また、ゲームOKの子供の55.0%はゲームが勉強に役立った経験があると回答しています。役に立った理由として最も多かったのは「知識が身についた」(56.7%)。さらに、保護者と一緒にゲームをする子供は成績のいい子が多い傾向があるとの調査結果も。
■ゲームOKの子供は集中力が高い
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このほかにもゲームOKの家庭の子供は、ゲームNGの家庭の子供より勉強時の集中力が高いことが判明しています(OK派の家庭の子供は81.0%が集中してできると回答、NG派の家庭の子供は73.3%が同じように回答)。また、ゲームOKの家庭の子供は宿題を計画的・自主的に行うことができるほか、ルールを守れる性格で家族との会話時間も長いとの傾向があるといった結果になっています。
■調査概要など
本調査は2017年6月15日~22日にインターネットで行われました。全般的にゲームOKの家庭の子供のほうがより勉強を集中して行うとの結果が出ていますが、ゲームOKの家庭の子供は370人中95.4%(353人)で、ゲームNGの家庭の子供は4.6%(15人)とかなりの差があることは留意しておく必要があります。また、公式サイトでは調査結果の詳しい内容も公開されています。