人生にゲームをプラスするメディア

集中力を数値にして視覚化!「JINS MEMEゲーム実況プレイ動画コンテスト」でゲーム実況動画はどう変わるか

メガネ・アイウェアブランドのジンズによる、集中力を測定して数値化する「JINS MEME」を用いてのゲーム実況プレイ動画コンテストの開催が決定。参加者に向けた事前説明会の様子をお届けします。

その他 フォトレポート
7月14日、メガネ・アイウェアブランドで知られる株式会社ジンズは、同社のセンシング・アイウェア「JINS MEME(ジンズ ミーム)」で取得できる「集中度」のデータを活用した「JINS MEMEゲーム実況プレイ動画コンテスト」開催に先立つ、参加者向けの説明会を開催しました。


左からMCのStanSmith氏、東京アニメ声優専門学校講師の鈴木悠太氏、ジンズの渡部寛紀氏、ゲーム実況者のタイチョー氏

◆学術研究に裏付けられたセンサーで集中力を数値化


コンテストの実行委員の1人であるジンズの渡部寛紀氏によれば、JINS MEMEは、眼電位(まばたきしたときに発せられる電気信号)や、六軸センサーによる姿勢の変化などで、目には見えない集中力を数値化するアイウェア。プレイヤーの心の動きを目で見て理解することで、実況プレイ動画をより楽しみやすいものにすることが狙いだと語ります。また、JINS MEMEの監修は、ゲームファンには「脳を鍛える大人のDSトレーニング」でおなじみの東北大学加齢医学研究所の川島隆太氏が関わられているとのことです。


眉間にあたる部分にあるセンサーで眼電位を測定。装着感は普通のメガネとほとんど変わらないとのことです

コンテストの参加者は、スマートフォンに「OFFICE」という専用アプリをインストール。Bluetoothを介してJINS MEMEから送られてくる情報を受信し、
アタマ:どれだけ集中・没入できているか
ココロ:どれだけリラックスできているかを
カラダ:どれだけ姿勢を保っているか

の三項目で配信者(JINS MEME装着者)の集中の度合いを視覚化します。緊迫した事態でも、いかに冷静さを保っていられるか、もしくはどれだけ取り乱しているのかが数値で分かるようになり、動画の視聴者に新たな楽しみ方が提供されるというわけです。


「OFFICE」に表示される集中力を示す各種数値。下部にある数字が左から順にアタマ、ココロ、カラダ。左上に表示されているのが、その3種を加味しての総合的な数値です

続いて登壇したのは、東京アニメ声優専門学校で講師を勤められている鈴木悠太氏。ゲームのプレイ画面と、前述したスマホアプリ「OFFICE」の画面両方を単一のディスプレイに出力するためにAirPlayの活用するなどの、参加者に向けた技術的な話のほか、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」を題材に、JINS MEMEを用いた実況プレイ動画の作例も公開してくれました。


動画をご覧いただくとわかりますが、動画撮影後の編集で、「このときの自分がいかに焦っていたか」など、いわばセルフツッコミをするようなコメントを加えることで、動画がより楽しくなると参加者たちにアドバイスを送りました。

最後に登壇したのは、ゲーム実況者集団「いい大人たち」のタイチョー氏。マスクの下にJINS MEMEを装着しており、フリーの大ヒットホラーゲーム「青鬼」の実況プレイを実演してくれました。あっという間に一度目のゲームオーバーをむかえてしまうタイチョー氏でしたが、青鬼との遭遇時は驚きのあまり集中度がガタ落ちしているのを数値でも確認。これまでの実況プレイ動画の視聴とは、ひと味異なる楽しみ方ができるのが実感できました。


「青鬼」をプレイ中のタイチョー氏。右上に表示されている「アタマ」と「ココロ」の数値が激減しています

「JINS MEMEゲーム実況プレイ動画コンテスト」の開催期間は、7月21日から8月21日まで。参加者は、タイトルに「MEME ゲーム実況プレイ」というワードを入れて、YouTubeかニコニコ動画に最低6個の動画をアップロードするのがルール。一番再生数が多い動画の作成者が優勝となります。

JINS MEMEは、ゲーム実況プレイ動画の新たな地平をいかに切り開くのか? 開催期間になったら、YouTubeやニコニコ動画で参加者たちがアップロードする実況プレイ動画を探してみてはいかがでしょうか。

(C)JINS Inc. All Rights Reserved.
《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください

    編集部おすすめの記事

    その他 アクセスランキング

    1. 片足のフレームが丸見え…「対戦相手のザクたち」も独特なデザイン!「ガンダム ジークアクス」第3話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介

      片足のフレームが丸見え…「対戦相手のザクたち」も独特なデザイン!「ガンダム ジークアクス」第3話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介

    2. カービィの「まんまる焼き」が今年も販売!ピンクのもちもち生地に可愛い焼き印入り、キラキラシールも付属

      カービィの「まんまる焼き」が今年も販売!ピンクのもちもち生地に可愛い焼き印入り、キラキラシールも付属

    3. ちいかわ初の大型体験型施設「ちいかわパーク」2025年東京にオープン!ハチワレ、うさぎ達による“お知らせ映像”も可愛い

      ちいかわ初の大型体験型施設「ちいかわパーク」2025年東京にオープン!ハチワレ、うさぎ達による“お知らせ映像”も可愛い

    4. ジークアクスならぬ「ちいくあくす」!キャラデザ・竹さんが「ちいかわ」風になったマチュたちを投稿―ナガノ先生の“ガンダムレポ漫画”受け

    5. ロケット団が極楽湯を占領!?『ポケモン』コラボで、ミュウツーの湯やスペシャルメニュー販売、『ポケカ』体験会などを実施

    6. ガンダム新作キャラデザは『ポケモン』『FGO』も担当した竹さん!「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX」マチュの告知イラストもお披露目

    7. 「ガンダム ジークアクス」で話題のシャア声優、実はこれまで意外な役も担当していた!演技も「実績と才気と野心あふれる若手将校ならば十分あり」と評価の声

    8. 「初音ミク」×「沖縄」コラボイベント「CHURA MIKU STREET」開催決定!メインビジュアルはイラストレーター「しぐれうい」氏が担当

    アクセスランキングをもっと見る