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『DEEMO』や『VOEZ』などの魅力的なリズムゲームで多くのファンを集めている台湾のゲームメーカー、Rayark。そんな同社初の日本イベント「RayarkCon 2017 PREPARTY IN TOKYO」に行ってきました。さっそく、当日の様子をお届けしたいと思います。
◆最新情報からライブまで、盛りだくさんの内容に
イベントは予定通り、午後1時からスタート。当日は台風の影響もあってあいにくの天候となりましたが、1,000通にも及ぶ応募の中から当選した100名のファンが、会場に詰めかけました。
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ミンヤン氏(写真右)とRYU氏
ステージにはRayarkのCEOを務めるMing-Yang(ミンヤン)氏と、通訳のRYU氏が登壇。ニンテンドースイッチにて配信している『VOEZ』のパッケージ版や、開発を進めているニンテンドースイッチ版『DEEMO』の映像が紹介されました。映像の中には『DEEMO』に登場する謎の少女“アリス”を演じる竹達彩奈さんのビデオメッセージもあり、ファンから大きな拍手が上がっていました。
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続いて、『DEEMO』などに楽曲を提供している「THE SxPLAY」のスペシャルライブが実施されました。曲目は『DEEMO』ファンにはお馴染みとなる「君が残した世界で」と「Magnolia」。そしてRayarkの新作アプリ『Sdorica』のテーマ曲という合計3曲。圧倒的な歌唱力に、観客はぐいぐいと引き込まれていきます。
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ライブの後には、『Sdorica』の紹介も行われました。このタイトルは世界観やキャラクターの設定などに並々ならぬこだわりを見せており、すでに4年もの歳月をかけて製作しているとのこと。スマホゲームにおける2D表現の限界に挑戦しているという本作にも、期待が集まります。『Sdorica』は2018年春のリリースを予定していることも、あわせて発表されました。
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さらにサプライズとして『Sdorica』とは異なる新規タイトル(タイトル名はまだ非公開)が紹介され、楽曲を提供している音楽プロデューサー“mikito”氏が登場しました。mikito氏は、開発版のデモプレイに自身の楽曲が流れる様子を見て、「最高ですね、これは楽しみ!」と正式サービス開始を心待ちにしているようでした。
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◆メディア合同インタビュー
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イベント終了後、ミンヤン氏へメディア合同インタビューが開かれました。
ーーRayarkにとって日本初のイベントとなりましたが、いかがだったでしょうか。
ミンヤン氏:台風の中、来てくれたことを嬉しく思っています。ファンの顔が直接見れるイベントは重要ですし、これからも開催していきたいと思っています。
ーー日本でイベントを開催したきっかけはなんだったのでしょう。
ミンヤン氏:Rayarkの作品には日本の作曲家やイラストレーターが数多く参加していますし、日本のファンに感謝の気持ちを伝えたいなと、前々から考えていました。今回、このようなイベントが実現できて良かったなと思っています。
ーー日本市場の印象について教えてください。
ミンヤン氏:日本は我々から見ると、非常にユニークな市場だと感じています。動画、アニメ、ゲームなどが文化として成熟しており、我々も子供の頃から日本のゲームを遊んでいました。そんな市場に、我々の作ったゲームが評価して頂ければという想いがあります。
ーー最近はニンテンドースイッチにもタイトルを提供していますが、反響はどうでしょう。
ミンヤン氏:手応えを感じています。家でも外でも遊べるという任天堂さんのコンセプトは、非常に新鮮だと思います。我々は今までスマホがメインでしたが、スイッチにはタッチパネルもあり、相性が良いと思います。ただスイッチにはジョイコンという機能もありますし、違う楽しみ方をユーザーに提供したいという考えで、ジョイコンへの対応も進めています。
ーー最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
ミンヤン氏:本当に今日、直接ファンと会えて良かったです。色々とお待たせしているところもありますが、可能な限り全力を注いで、我々のベストを提供したいと思うので、引き続きご注目頂ければと思います。
ーーありがとうございました。