2017年11月にSteam にて配信開始となった『東方天空璋 』と、2018年1月3日にSteam 配信開始された『東方憑依華 』に代表される、上海アリス幻樂団の「東方」作品。その後に続くように、海外制作を中心に2次創作作品群がSteamへと進出しているようです。 広範に2次創作が認められている「東方」作品ですが、以前はガイドラインとして、“原作の流通(一般的な同人流通)を越えた形態での販売(海外向けのダウンロード販売等)は禁止 ”というものが存在していました。 しかしながら、Steamでの『東方天空璋』配信に伴い、上記ガイドライン改定が行われ、2次創作ゲームについてのみ、Steam上の配信に限らず、個人での登録であればダウンロード販売を認める 旨が新たに発表されています。(パブリッシャー経由の場合は、指定のパブリッシャーを通じた上でSteamのみ)VIDEO
それに伴って、幾つかの「東方」2次創作作品がSteamにて配信開始。2018年1月11日に「東方」2次創作として初配信となったのは、中国のMyACG Studioが手がけるアクションRPG『永遠消失的幻想 ~ The Disappearing of Gensokyo 』です。Steam版に日本語は含まれていませんが、日本では『永遠消失の幻想郷 The Disappearance Of Gensokyo』のタイトルで、既存同人流通で頒布されている模様です。VIDEO
そして他にも、海外主導での制作と思われる『メイドインワリオ』風ミニゲーム集『NitorInc.: Touhou Microgames! 』のSteamストアページが公開されています。なお、こちらは日本語にも対応しています。 今後、更に「東方」2次創作作品のSteamでの配信が広がるかは不透明ですが、今までSteamで見る機会のなかった様々なタイトルについて広く配信が行われ、「東方」キャラクターたちが同人に馴染みのないSteamユーザーにとっても“お馴染みの”存在となることもあるかもしれません。 『永遠消失的幻想 ~ The Disappearing of Gensokyo』は1,120円にてSteam 配信中。2018年1月19日までは952円となっています。『NitorInc.: Touhou Microgames!』のSteam 配信日は未定です。
《Arkblade》
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