◆『モンスターハンター 3』
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『3』と書いて『トライ』と読ませる本作は、これまでと違いWiiソフトとしてリリースを迎えました。海に面する「モガの村」を舞台に、今度は水中への狩りにも挑みます。水中の移動は地上と異なり、また攻撃の感覚も変わります。そのため水中での狩りを苦手とするハンターもいたほど。しかし、これまでなかった海の中の世界は刺激に満ちており、新たな興奮を呼び起こしました。
また本作の特徴として、奇面族の「チャチャ」をクエストに連れていくことが可能。様々な仮面を付け替えることで、プレイヤーの狩りを多種多彩にサポートしてくれました。チャチャとの出会いや村に訪れる危機の予兆といった展開も印象的で、記憶に残っている方も多いのでは。
◆『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』
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PSPソフト『モンスターハンター ポータブル 3rd』の移植版ですが、こちらはPS3向けソフトなので、据え置きタイトルとしてご紹介。PSP版と比べると、まずはグラフィックの進化ぶりが目につきますが、プレイする上で嬉しいのは右スティックでカメラを操作できる点。この操作のために乗り換えたハンターもいたほどです。
また、PSP版とセーブデータを共有できるので、「外出中はPSPで」「自宅では大画面をPS3で」と、シチュエーションに合わせたプレイスタイルも楽しめました。3D対応のテレビならば、3D立体視で狩りができるのも嬉しいポイントです。
◆『モンスターハンター 3G HD Ver.』
Wii Uと同時に発売し、話題を集めた『モンスターハンター 3G HD Ver.』。同梱版もリリースされており、Wii U購入のきっかけにしたハンターもいたことでしょう。筆者も、同梱版でWii Uデビューを果たしました。
こちらは、3DSソフト『モンスターハンター3G』の移植版で、3DS版とセーブデータを共用。Wii U GamePadをキーボード代わりにできるので、周辺機器を追加購入することなく、オンラインプレイのコミュニケーションをスムーズに行えます。後のアップデートで、Wii U GamePadのみのプレイにも対応しました。
◆『モンスターハンター ダブルクロス Nintendo Switch Ver.』
これまでの魅力を引き継ぎながらも、アクション面で更なる進化を迎えた3DSソフト『モンスターハンター クロス』が登場し、そのパワーアップバージョンとなる『モンスターハンター ダブルクロス』も発売。この『ダブルクロス』が、ニンテンドースイッチにも上陸しました。
多彩な武器種に加え、「狩猟スタイル」と「狩技」を組み合わせることで、モンスターとの戦いが更に変化。自分好みの戦法で、様々な強敵とのバトルを楽しむことができます。TVモード・テーブルモード・携帯モードを持つスイッチ向けタイトルなので、場所に合わせたモードに切り替えプレイが可能。狩猟スタイルだけでなく、プレイスタイルも自在な一作です。
以上8作品が、据え置き機に置ける『モンスターハンター』の歩みとなります。後半は携帯機からの移植が多いのも特徴的です。それだけに、完全新作のPS4ソフトとなる『モンスターハンター:ワールド』への期待が大きいのも頷けます。最新作の登場を楽しみにしながら、お気に入りの1本を是非教えてください。
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