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『ギャラガ』がVRアクティビティに!3月9日より『ギャラガフィーバー』でVIVE Pro の試験運用がスタート

3月9日より、東京・新宿にあるVR ZONE SHINJUKUでHTCの新型VRヘッドセット「VIVE Pro」を用いたVRアクティビティ『ギャラガフィーバー』の稼働がスタート。「VIVE Pro」の特徴と『ギャラガフィーバー』のプレイレポートをお届けします。

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3月9日より、東京・新宿の「VR ZONE SHINJUKU」でバンダイナムコエンターテインメントによる、HTCの「VIVE Pro」を用いたVRアクティビティ『大量破壊VRシューティング ギャラガフィーバー(以下『ギャラガフィーバー』)』の稼働が始まることが発表されました。

画像は『ギャラガフィーバー』公式サイトより

◆VIVE Proの魅力をおさらい


2018年1月にラスベガスで開催されたCESで発表されたHTCの新型VRヘッドセット「VIVE Pro」は、同社が展開するVRヘッドセット「VIVE」の上位機種。HTCはその魅力を「解像度」、「オーディオ」、「エルゴノミクス(装着感)」の3つにあるとしています。既出の情報が中心ではありますが、それらを簡単に振り返ってみましょう。


■解像度
スクリーンのサイズはほぼそのままに、解像度が2160×1200(448ppi)から2880×1600(615ppi)と大きく上昇。ピクセル密度が37%向上したことで、ひと目でそれと分かるほどに画質が向上しています。リフレッシュレートや視野角は、VIVEと同じスペックになっています。

■オーディオ
本体と一体化するような形で、ハイレゾ対応の高品質ヘッドフォンが付属。アンプも内蔵されており、クリアで迫力あるサウンドが得られます。また、このヘッドフォンはドライバー一本で容易に取り外すことができ、ヘッドセットにあるUSB Type-C端子を介すれば自前の愛用ヘッドフォンやイヤフォンを使うこともできます。

クッションを外せば、ヘッドフォンをドライバーで取り外しできます(写真左) スクリーンの下部には、拡張のためのUSB type-C端子が(写真右)

■エルゴノミクス
ヘッドセットの重量バランスを向上させ、さらにVIVEと比べて15%の軽量化に成功。フェイスクッションが拡大されたことで外部の光が入ってしまうこともなくなり、かつメガネの上からでも装着しやすい構造になっています。

また、VIVE ProはVIVEと互換性を持っており、購入済みのVIVE対応ソフトはすべてそのまま楽しめます。ソフト側がVIVE以上の高解像度に対応していれば、VIVE Proならより鮮明な画質で楽しめるとのことです。

ただ、ヘッドセットのスペックが全体的に大きく向上している関係で、PCの必要スペックも多少上がってしまうかもしれないとのこと。現在、最終的にどうなるか検討しているそうですので、気になる方はHTCからの続報をお待ちください。

◆『ギャラガフィーバー』を先行体験!


ギャラガフィーバー』はその名の通り、1981年稼働のアーケードゲーム『ギャラガ』をモチーフにしたシューティングゲーム。プレイヤーは宇宙から飛来した謎の生命体ギャラガを倒すため、スゴ腕のサイエンティスト・マッド博士から渡される武器を手に、地上150mの高さにあるエレベーターからギャラガを壊して壊して壊しまくる……という、シンプルかつ爽快感にあふれるゲームになっています。プレイ人数は最大2人までとなっています。

今回、メディア向けに先行プレイをさせてもらいましたが、ポップでカラフルな配色をしたギャラガたちが次々と砕け散っていく様は、まるで夜空に大量の花火でも上げているよう。キービジュアルの通りに、女性や、オリジナルの『ギャラガ』になじみがない方でも気軽に楽しめるのは間違いありません。

押し寄せてくるギャラガの大群に思わず身をすくませることも。写真は他媒体の方ですが、筆者も同じようなものでした

気軽だからといって、簡単でやり応えにかけるのかといえばそうではありません。筆者とインサイド編集者が挑んだプレイでは超巨大なボスギャラガを倒してなんなく防衛に成功しました……が、なんと「今回は最後まで楽しんでいただくため、特別にゲームオーバーにならない仕様にさせていただきました」とのネタばらしが。そういえば、撃ちもらしたギャラガたちにかなり盛大に足場を崩されていたような……!?

ガンペリフェラルは1.2~1.5kgでしょうか。なかなかの重量ですが、しっかりしたベルトを肩にかけられるので重さは気にならず、むしろ没入感につながります

一度のプレイで飛来するギャラガの数は3000体以上。そしてさらに驚きなことに、1人だけでのプレイで、それをすべて倒せる前提で調整されているとのことです。これはまた、ぜひとも再挑戦したいゲームです。プレイ中、実はとある場所にパックマンが隠れているとのことで、それを探しながら遊ぶのもよいでしょう。

プレイヤーの前面には、ゲームの展開に応じて空気の塊や風を送り出す体感ギミックが

カラフルなギャラガが彩る夜空で体感できる、鮮明な画像。マッド博士からの通信や銃撃音で確認できる、クリアなサウンド。メガネの上からでもすんなり装着でき、かつメガネを圧迫しない、ヘッドセット装着時の快適性。筆者の腕前はともあれ、『ギャラガフィーバー』のプレイはVIVE Proの魅力をお手軽に味わうことができました。この春は、VR ZONE SHINJUKUに足を運んでみてはいかがでしょうか。

(C) 2011-2018 HTC Corporation
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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