!注意!本記事にはネタバレが含まれます。

今回プレイするのは、Naughty Dogが手掛けるサバイバルアクション『The Last of Us Remastered』です。
元々、オリジナル版は2013年に発売され、リマスター版である本作も2014年に発売されました。そんなゲームをなんでこのタイミングで?と思ったのですが「続編の発売も控えてるので今の内いっちょやっとく?」みたいな感じで軽ぅく決まりました。

本作はPlayStation4の代表的なタイトルにも関わらず……未プレイ!ずっと気になってはいたんだけどね……
いずれやるつもりだったので、ネタバレ回避の為に情報を一切仕入れておらず「おっさんが女の子となんか旅とか?する?みたいな?」というフワッとした知識しかないままプレイ開始です。

今回も連れ去り案件のようなおじさん。
■幸せな日常が崩壊する……

主人公のジョエルは一人娘のサラと幸福なひと時を過ごしていたが、突然の乱入者によりその平穏は打ち砕かれる。

正気を失った人が人を襲うという混乱が町中に広がっており

逃走の最中サラが命を落としてしまう。

あれっ、パッケージの女の子って自分の娘じゃなかったのか?今娘さん死んじゃったけど……と混乱するおじさん。
■いきなり20年後……!

あれから20年。感染するとまるでゾンビのように自我を失ってしまう、謎の寄生菌パンデミックにより世界は荒廃していた。
今では闇市場での取引を生業としているジョエルは仕事仲間のテスと共に、エリーという少女をある場所まで連れて行く仕事を受ける。

こうしてテスとエリーとの3人の旅が始まった……のだが、ゲームのパッケージにはジョエルとエリーの2人しか居ない。つまりテス、君は……

嫌な事を言うおじさん。
■もしかしてゾンビゲー!?

この世界はゾンビのような「感染者」が徘徊する恐ろしい世界になっており、感染してても外見に比較的変化のない「ランナー」、視力の代わりに聴力が発達したキノコ頭の「クリッカー」、さらに感染が進んだ全身キノコの化け物のような「ブローター」などの様々な感染者がジョエルたちの行く手を阻む……ってあれ?

今更気付いたホラーゲーム苦手おじさん、警戒度マックス。

ランナーは背後から近寄れば締め落とせるが、クリッカーはナイフをぶっ刺さないと倒せないし、ブローターは全身が固いキノコに包まれていて……ってそんな多様性いらねえよお(怖いから!)
■ステルスしないおじさん!

荒廃したこの世界では武器弾薬は貴重品となっている……つまりは銃でドンパチするのではなく、隠れて静かに敵をやり過ごしたり暗殺するステルスアクションゲームなんだな。
よし!現実世界でも自分にだけ自動ドアが開かなかったり、友達とご飯食べに行って

自分の料理だけ注文が通ってない事がよくある、ナチュラルステルスおじさんの真髄見せたるぜ!!と思ったら……

突然敵の前に飛び出して肉弾戦を始める相棒のテス。ステルスアクションどこ行ったんや!
「くそ!こうなったら俺も戦うしかない……!」と苦渋の選択みたいな顔をするが、ステルスアクションより脳筋アクションが好きなので

おら!

どんなもんじゃーい!

でも調子こいてると、あっさり弾薬が尽きて喰われるぞ!
■憎たらし可愛い!相棒エリー

パッケージにジョエルと並んで描かれている準主役的なエリーだが、初対面では驚く程に感じが悪かった。
プレイヤーにとってジョエルの娘の死はついさっきの事なので、いやが上にも死んだ娘と重ねてセンチな気持ちになるのだが、その憎たらしさに悲しみも吹き飛ぶほどだ。だが、ストーリーが進むに連れてジョエルに少しずつ心を開いていき

たまにちらっと素直になるのがとても可愛いのだ。

心を開いたと言っても憎たらしさは健在で
ちょっとの間同行していたビルの家から彼のエロ本を盗んできた模様。

お前それあかんやつや!

人には踏み込んではならない領域がある……!
なんというか、女性にこういう下ネタでいじられるのが得意ではない僕が、もし同じ事をされたら……しかも年端もいかない少女に……!屈辱が……!!

あああああああ……!!

クリア時間は16時間。気がつけば徹夜でプレイして、仮眠を取った後も一日中プレイしていました。
別に何日でクリアしろと言われているわけでもなく自主的にめっちゃやってるだけです。まあそれは置いといて。追加DLCの『Left Behind ‐残されたもの‐』も収録されててやりごたえも抜群な本作、『The Last of Us Part II』の発売前にいかがでしょうか。
『The Last of Us Remastered』の価格は、パッケージ版が5,900円+税、ダウンロード版が5,292円(税込)です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。