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「悪」というと遭遇したくない厄介なものですが、ゲームにおいてはなかなか重要な存在です。なぜなら悪役が存在しなければ数々の冒険は存在しないのですから。光あるところに影あり、ヒーローのいるところに悪役もいるというわけです。
というわけで今回は、ゲームの悪役、それも任天堂に関連したタイトルに出てくる印象的な彼らを取り上げていきましょう。こうして並べてみると、やはり彼らには独特の魅力があるなあと思えますよ。
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◆悪役でありお父さんでもある「クッパ」
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任天堂の悪役といえば、やはりクッパは外せないでしょう。『スーパーマリオブラザーズ』から登場したクッパはピーチ姫をさらうカメの悪人(?)。何度もしつこくマリオの邪魔をしているわけで、まさしく誰でも知っている悪役ですよね。
しかし悪役としてのキャリアが長すぎるせいか、時に彼は悪でなくなったりします。『スーパーマリオRPG』では仲間になりますし、クッパJr.を育てるお父さんとしての側面もありますし、一緒にテニスをしたりパーティーを楽しんだり……。単なる悪役ではないところが大きな魅力なのでしょう。
◆ワガママすぎるカービィのライバル(?)「デデデ大王」
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クッパと同じような立場にあるのが『星のカービィ』シリーズに登場するデデデ大王でしょう。もともとは『星のカービィ』で食料を奪う悪役として登場しましたが、気づけばその威厳はどこかへと行ってしまい、いつの間にかカービィのライバル的なポジションに収まりました。
とはいえ、スピンオフタイトルではラスボスの立場になったりしますし、作品によっては敵に操られてカービィの前に立ちはだかることも。ライバル的な悪役はなかなか複雑な立ち位置にいるようです。
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