第3位 レックウザGX
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2018年6月開催の「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」にて、全リーグの優勝デッキに採用されるという強烈なデビューを飾った「レックウザGX」が3位に。初登場が同月発売の「裂空のカリスマ」になるため比較的早い再録となりましたが、既にポケカを語る上では欠かせない存在へと登り詰めています。
その特徴はなんといっても、特性「しっぷうどとう」からのエネルギー加速と、どこまでも上がり続ける高火力技「ドラゴンブレイク」。ランダム要素を含んだ「しっぷうどとう」には少々不安定な側面もありましたが、特性「なましぼり」を持った「ツボツボ」や相性抜群な「ゼラオラGX」の登場により、しっかりと狙ってエネルギー加速できるようになりました。
どんな敵も一撃で倒していくその姿は、まさに暴竜といっても過言ではないほど。この破壊力を一度知ってしまうと、病みつきになってしまいそう…。
第2位 ゾロアークGX
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第2位は、どんなポケモンと組み合わせても活躍してくれるほど汎用性が高い「ゾロアークGX」!代名詞とも言える特性「とりひき」の使い勝手が抜群で、ベンチにいるだけでデッキが面白いように回っていきます。
サン・ムーン環境では、ベンチに8匹までポケモンが出せる「スカイフィールド」が外れたため火力低下は免れなかったものの、今月発売された強化拡張パック「ダークオーダー」の発売で状況は一変。「とりひき」とシナジーがあり火力も出せる非GXの「ゾロアーク」や、可能性に満ちた悪タイプ専用サポート「クチナシ」、発表された瞬間からポケカ界隈がザワついた屈指の強スタジアム「ブラックマーケット プリズムスター」の登場で、使い方が大きく広がりました。
悪タイプのポケモンらしく、悪エネルギーを採用したデッキに無理なく採用できるようになったのも嬉しいところ。相手のポケモンのワザが使える「トリックスターGX」を使えば、「ゾロアークGX=ライオットビート」という先入観を持った相手をビックリさせられるかも。どんなことをしてやろうか、悪だけに悪巧みが止まりません。フッフッフ…。
第1位 カプ・テテフGX
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栄光の第1位に輝いたのは、みんな大好き「カプ・テテフGX」でした!
突筆すべきは、ほぼ全てのデッキに入るほどの採用率でしょうか。「アローラの月光」「GXバトルブースト」に続き3度目の収録となることからも、多くのプレイヤーがカプ・テテフGXを必要としていることが分かります。
その強さの源は、言わずと知れた特性「ワンダータッチ」です。バトル序盤のドローに「リーリエ」や「シロナ」を持ってきたり、使用タイミングが重要な「アセロラ」「グズマ」をサーチしたりと、その使い方は千差万別。さらに、超ポケモンではあるものの相手にダメージを与える「エナジードライブ」は無色エネルギーでOKですし、弱点の指定もありません。
その強さと汎用性の高さゆえにどんどん市場価値が高騰し、新規でポケカを始めたプレイヤーにとって一つのハードルになっていたことも、また事実でしょう。今回の「ウルトラシャイニー」で是が非でもゲットしたいと考えるのも、自然と言えます。
反面、その採用率の高さから対策がほぼ練られており、「グズマ!テテフ!ありがとうございました!」なんて“負け筋”になりやすいのが悩みどころ。対戦でどうも勝ち切れない…と悩んでいる方は自分が使っているデッキで、「カプ・テテフGXを一撃で倒せる170ダメージをスムーズに出せるか」というのを考えてみてください。きっと、レベルアップに役立つと思います。
こんなに素敵なGXポケモンが収録されている「ウルトラシャイニー」。個人的にも発売が非常に楽しみです。
ちなみにアンケートの一言欄には「絶対買う!」という声が届く一方、「買えるかな…」といった在庫に関する声も多く集まりました。「ウルトラシャイニー」については公式ホームページにも、「多くのお客様に手にとっていただくため、本商品は特に生産を強化してご用意しておりますが、状況に応じて追加製造をいたします。」と明記されているので、焦らず購入のチャンスを待っても良いかもしれません。一人でも多くのプレイヤーに届くと良いですね。
「ポケモンカードゲーム」品薄のお詫びとお知らせ
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