◆異星の神の使徒は三騎のアルターエゴ
イントロだけで結構な情報量でしたが、コヤンスカヤはアルターエゴで、異星の神の使徒であることが分かりました。しかもラスプーチン、蘆屋道満の二人を含めた三騎のアルターエゴが、その使徒だそうです。ただ、コヤンスカヤが「ラスプーチンさん“達”」と話していて、複数形なのが気になります。ラスプーチンはカドックを送った後ギリシャで交戦中、道満はインドから離れないそうですが、道満は第2章でも言及があったペペロンチーノの異聞帯にいるのでしょう。
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そもそもなぜ彼女たちが異星の神の使徒なのかが気になりますが、コヤンスカヤは利害で動く人物だと思うんですよね。異星の神と何らかの契約をしているのかもしれません。普通に彼らのサーヴァントなのかもしれませんが。クリプターとアルターエゴの間にも、契約関係があるようですが、「ベリル様にはお支払できない」等の発言があることから報酬もあるようです。金銭が無価値であろう世界で、支払うものとは……?
さらにコヤンスカヤのことを考察していきますが、第2章ではオフェリアとの会話で「人間嫌い」と話しています。さらにイントロでは芥ヒナコが「女狐」「その女は国を滅ぼす事しかできない女よ」と発言。これはもう妲己でいいんじゃないですかね……。正体が九尾の狐であるという話もありますので、玉藻の前と同じ容姿なのも理解できます。
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そして一見ひっかきまわし役に見えるコヤンスカヤですが、予定調和のために動いてるようにも見えます。ケーキ、一度きりの侵入の失敗とミスを続けた結果、中国の異聞帯に行くことになりました。「もう一度、お仲間と殺し合う他ないかしら」というのは、芥ヒナコのことを指していると思うので、既にここで中国異聞帯への行くことを予見してることが分かります。銭形刑事ポジションっぽくもあるのですが、筋書き通りに話が進んでいる感じです。
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