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様々な期待作や注目作が毎月登場しており、どの1本を選んで購入するかは毎回悩ましい問題です。基本的には、自身の好みや直感に従うことが多いことと思いますが、時には他の人の意見を参考にしたい場合もあるでしょう。
そこで、毎月発売されるタイトルの中から特に関心を集めているタイトルを独断でピックアップし、「あなたが注目する新作はどれ?」というアンケートを実施しています。年明け直後はタイトルがリリースされないため、今回は開始時期をずらしてお届けします。
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ユーザーの注目を集めるタイトルとしては、まず11日に『テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER』が登場。シリーズの中でも特に高い人気を誇る作品のひとつが、最新ハードで蘇ります。また、『エースコンバット7』や『キングダム ハーツ III』など、待望のリリースを迎える作品も多数。2019年の幕開けを、見逃せないタイトルが飾ります。
購入するかどうかではなく、あなたが一番気になるタイトルに票を投じていただければ幸いです。今回の対象は、以下の8作品となります。ご投票、お待ちしております!
◆『テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER』
『テイルズ オブ ヴェスペリア』が始めて登場したのは、今から10年以上も前の2008年8月。Xbox 360向けソフトとして登場し、大きな注目と人気を集めました。本作のためにハードを購入した方も現れるほどでしたが、その期待の高さを裏切らない完成度でユーザーを魅了。その勢いは留まるところを知らず、2009年9月にはPS3版がリリースされ、劇場用アニメも製作されました。
そんな『テイルズ オブ ヴェスペリア』が、今月11日に装いも新たなに復活します。対応ハードは、ニンテンドースイッチ/PS4/Xbox One/PC(Steam)と幅広く、多くのユーザーにとってプレイしやすい環境と言えるでしょう。懐かしい冒険を、最新ハードで味わってみるのも一興かもしれません。
◆『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』
Wii U向けにリリースされた『New スーパーマリオブラザーズ U』が、ニンテンドースイッチにも登場。最大4人で楽しめる横スクロールアクションが、今度は場所を選ばず自由に遊べるようになりました。
本作には、『New スーパーマリオブラザーズ U』だけでなく、『New スーパールイージ U』のコースも全て収録。ボリュームもデラックスな一作です。そして、新たなプレイアブルキャラクターとなる「キノピコ」も参戦。みんなで遊ぶゲームを探している方は、本作を候補のひとつに加えてみてはいかがですか。
◆『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』
リアルな描写と爽快感を重視したプレイ体験を両立し、フライトシューティングの草分け的存在として名を馳せた『エースコンバット』。その志を受け継ぐ最新作が、今月17日(Steam版は18日)にいよいよお披露目を迎えます。
「空の革新」をテーマに掲げる本作は、雲などの大空はもちろんのころ、地形や景観も緻密に描くことで、これまでにない魅力的な空中戦と速度感を提供。また、PS4版にはVR専用コンテンツも収録しており、新たな魅力を踏み込む一作としても注目を集めています。
◆『Travis Strikes Again: No More Heroes』
愛用の「ビーム・カタナ」を手に、トラヴィス・タッチダウンが激戦の数々に挑むアクションアドベンチャー『NO MORE HEROES』シリーズ。登場する殺し屋はいずれも個性全開で、アクションは爽快感満点。世界観やシナリオにはコミカルさも見え隠れし、絶妙かつ唯一無二の魅力に満ちています。
そんなアクションシリーズの最新作は、なんとトラヴィスがゲームの世界へ。伝説のゲーム機「デスドライブマーク2」の中で様々なゲームに挑戦し、6願いが叶うデスボール集めに奮闘します。Joy-Conをおすそ分けすれば協力プレイが可能なのも嬉しいポイント。シリーズの新たな一歩をお見逃しなく。
◆『キングダム ハーツIII』
ウォルト・ディズニーとスクウェア・エニックスによるコラボレーションが生み出す、アクションRPGシリーズの最新作『キングダム ハーツIII』も、今月25日に待望のリリースを迎えます。
1作目で幕を明けた“ダークシーカー編”の完結がどのような形になるのか、期待を高めているユーザーも少なくありません。“キングダムハーツ“を巡る戦いの行方を見届ける日は、もうそこまで迫っています。これまでの道のりを思い出しながら、壮大な物語に旅立つ準備を整えておきましょう。
◆『バイオハザード RE:2』
累計販売本数は496万本を記録し、シリーズ展開を決定づけた『バイオハザード2』のリメイク版となる『バイオハザード RE:2』。その魅力を継承しつつも、グラフィックやゲーム性、そして臨場感を大きく強化し、ビハインドビューによる新たな体験を提供します。
本作は、CERO Dに当たる通常版と、18歳以上を対象とするCERO Z区分の「Z Version」があるので、18歳未満の方は通常版を購入しましょう。18歳以上の場合は、自身のホラー耐性などを考慮した決断をどうぞ。懐かしくも恐ろしい体験が、最新ハードでどのように描くのか。既知が未知へと変わる瞬間を味わいたい方は、『バイオハザード RE:2』の世界へどうぞ。
◆『ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~』
錬金術を題材としたRPGシリーズの最新作ですが、本作はこれまでの作品とひと味違います。というのも、主人公“ネルケ”は錬金術が使えません。その代わり、マリーやロロナ、リディーなど、シリーズ歴代の錬金術士たちが登場し、ネルケと力を合わせて街づくりに励みます。
アイテム調合などは伝説の錬金術士たちが請負い、街づくりの指揮はネルケが担当。また、未開の地への冒険は、彼女たちが力を合わせて行います。また、街の住人たちもネルケをしっかりとサポート。ひとりの力ではなし得ない“街の発展”は、人々の協力と錬金術があってこそ。シリーズの新たな可能性が、本作で感じられることでしょう。
◆『Dragon Marked For Death』
アクション性の高い作品なども多数手がけたインティ・クリエイツが放つ『Dragon Marked For Death』は、それぞれ大きく異なる特徴を持つ4人のプレイアブルキャラクターで挑む、本格2DアクションRPGです。敵の動きを見極め、攻略の糸口を探るゲーム性のみならず、装備の充実や育成する楽しさも備えているので、プレイヤーの好みに合わせたスタイルで遊ぶことができます。最大4人まで同時プレイが可能なのも、大きな魅力のひとつ。
本作のリリースは1月31日ですが、発売に先駆けて「ふくやマスタープレゼンツ『Dragon Marked For Death』MASTERS CUP」という企画もスタート。最も真摯に『Dragon Marked For Death』をプレイしたVtuberに対して、総額50万円が贈られます。発売前に本作が遊べる機会でもあるので、興味がある方はこちらで詳細をご確認ください。
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