今回プレイするのはトリコルが贈る『カウンターファイト SE』のPlayStation 4版です。
本作は、大勢の来客が注文する料理を作っていくワークシミュレーション。前作『カウンターファイト』ではラーメン屋を体験出来ましたが、今作では丼屋になっています。
加えて、今作の舞台は現代ではなく江戸時代……どうせなら江戸時代らしい髪型にせねば!
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坊主頭じゃ髪の毛が短すぎて月代作れないよね。もう刈っちゃったけど……
基本を習得!修行タイム!
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とりあえず基本の操作から確認していく。
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まずはしゃもじを掴み、ご飯を丼によそう。
エビ天丼ならエビを油の中に入れ、親子丼なら玉子と肉を煮込み、牛丼なら肉を網で焼く。
出来た具をご飯の上に乗せれば丼の完成だ。
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丼モノの他には焼き魚やお酒も販売している。前作ではビールを予め冷蔵庫で冷やさなければならなかったが、今作では桶に入った酒をそのまま入れるだけでOKだ。
全体的に前作よりも料理の手順が簡略化されている印象で、これなら多少のおふざけをする余裕もあるな。
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相変わらずボキャブラリーが貧困な必殺技名。ジャンプしながらお酒を注いでいるだけ。まあ忙しかった前作でもおふざけばっかりしていたんだけど……
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ともあれチュートリアルという名の修行期間は終了だ。毛が短すぎて月代に出来なかった、変な髪形のおっさんの丼屋の開店だ!
5分の制限時間内に出来るだけ多くの注文をこなす「5min CHALLENGE」と時間無制限の「ENDLESS CHALLENGE」の2つのモードで、磨いた腕を披露するのだ!
ワンオペを極めろ!時短テクニック!
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さあ江戸時代の丼屋の開店だ。早速続々とやってくるお客さん。なんでも作るよ!
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うなぎを焼いてタレをつけてうな丼!エビを油の中でカラッと揚げてエビ天丼!へいお待ち!
前作の『カウンターファイト』では、菜箸を使わないと具材を掴めなかったのだが、今作では素手で具材が掴めるのだ。
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前作では右手は菜箸に固定されていたので、右手と左手がごっちゃになってパニックに陥っていたんだよね……
空いている方の手で具材をパパっと焼けるので地味にありがたい。今作の時代設定は江戸時代なので、衛生観念がなぁなぁになっているのかもしれない!サンキュー江戸時代!
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煮えたぎる油の中のカツを素手で取り出す事も可能……!
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火傷をするシステムはないので大丈夫なのだが、実際やると相当グロイ事になるだろう……
武器を取れ!SAMURAI EDITION!
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気に入らない客や泥棒に対して物を投げつけるというフリーダムなシステムは健在だ。さらに今作では、客側からも物を投げてくるように進化している。やはり江戸時代という事もあって粗暴な客が多いのかもしれない。
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だがこっちだって黙って投げつけられるばかりではない。
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壁に立てかけてある刀を使って、客が投げつけてきた物を弾き返せるのだ。また、丼や料理の具材を客に投げつける事も可能。他にも水鉄砲で客の顔面をビッチョビチョに出来るぞ!
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さらには、かまどの中の火のついた薪も掴めるのだ。最早なんでもアリ!
これだけ豊富な武器があれば、客の投げてくる物なんて簡単に弾き返してくれるわ!と思っていたのだが……判定がなかなかシビアで弾き返すのが難しい。
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ちょっと待って!一回落ち着いて練習させて!あっ……
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次々に客から物を投げつけられる店主。そして……
客の注文に対応しきれず発狂する店主 pic.twitter.com/kGpTh53Xt6
— 吉田輝和 (@yoshidaterukazu) 2019年3月11日
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~BAD END~
今作の丼屋も存分に楽しめました!ワンオペ飲食店の闇を体験出来る良いゲームですね。VRは大作ゲームよりもこういうミニゲーム的なジャンルの方が個人的には好みです。
ただ前作もそうだったのですが、遊べるモードが2つしかなく、どちらもやる事は全く変わらないので、もう少しモードを増やして欲しかったです。
一人で遊ぶのも楽しいですが、他人がプレイしている姿を後ろで眺めているのも楽しいので、来客用に一本あると盛り上がるタイトルだと思います。
PlayStation 4版『カウンターファイト SE』は配信中。価格は980円(税込)です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。