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また、生放送を始める以前から趣味だったというコスプレ衣装や、中国大流行のロリータ服を着た姿を見せてくれます。「so cute」なSharksameさんになら、パクッと食べられたい人は多いかもしれません。フレッシュで可愛らしい彼女の厳選写真とインタビューをお届けします。
眩しい画像を一気見する(全29枚)
――コスプレを始めたのはいつ頃ですか?
Sharksame
2012年に深セン市で開催された動漫展(※)で、『デート・ア・ライブ』四糸乃のコスプレをしたのが初めてです。他の人が本当に楽しそうにコスプレをするのを見て、一緒にやりたくなったんです。化粧やウィッグなど反省点は多かったですが、大勢の人が写真を撮ってくれました。
普段からコスプレしたい時にしますし、イベントに参加したい時に参加するようにしています。
(※)中国の同人誌即売会やアニメやゲームイベントの総称
――コスプレする時はどんなキャラクターを選んでいますか?
Sharksame
いつも可愛らしいキャラクターを選んでいます。『はたらく細胞』血小板ちゃんや『ポプテピピック』のpop子、『Fate/Grand Order』葛飾北斎や謎のヒロインX、『 FINAL FANTASY XIV』Nanamoとかですね。背が高いキャラクターはまだ試したことがないです。
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――お住まいはどちらですか?その地域でコスプレは盛んですか?
Sharksame
私は広東省汕頭市に住んでいます。深セン市にも近い所です。広東省ではコスプレ熱が高く、とくに広州市で開催される動漫展は中国でもとても有名なものが多いです。
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――どういった撮影を好んでいますか?撮影のエピソードがあれば教えてください。
Sharksame
私の場合は、動漫展で皆さんに撮ってもらうことが一番好きです。とくに深セン市の動漫展は、自分が始めて参加したので特別な思い入れがあります。
印象に残っているのは、ロリータ服を着た時の撮影です。カメラマンが撮るのがすごく早くて…その人はどんな構図で、私がどういったポーズをしたら衣装や背景に合っているか頭の中で分かっていたんです。こちらが動作や表情を考える必要がないほど指示が的確で、おかげで撮るのがすごく楽しかったです。
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――ロリータ服も好きなんですね。
Sharksame
はい!ロリータ服はとても可愛いと思います。裾が短いスカートがとくに大好きです。なぜなら、女の子の可愛さが数倍盛れるからです!
――生放送を始めたきっかけは何ですか?
Sharksame
きっかけはゲーム中継をしたかったからです!ただ、初めて生放送した時は全然分かってなくて、アップロードの通信速度が遅すぎて、私が遊んでいる姿が1~2フレームごとにカクカクした映像で放送されてしまい、見返して自分でも笑っちゃいました。もう3年くらい経ちますが、今でも生放送は想像以上に体力を使いますね。
最近だとほぼ毎日生放送して、日曜日に休むようにしています。一日3時間半ほどで、視聴者の皆さんと一緒に歌ったり、バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』を遊んだりしています。
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――ご自身の放送のどこが好評の理由だと思っていますか?
Sharksame
分かりません(笑)。私は自分の生放送は退屈ではないかと不安な気持ちもあります。普段から視聴者の皆さんに「退屈じゃない?」と聞いていますから。だけど、皆さんは「そんなことない!とても楽しい!」と言ってくれるので、すごく励まされています。それに応えるために、もっと色々と面白い企画を考えていきたいです。
――おすすめのゲームを教えてください。
Sharksame
最近一番ハマっているのは『Apex Legends』!本当に面白いんです!大勢で一緒に遊ぶゲームの中で一番楽しんでいます!一人で遊ぶ場合は生放送中にもよく遊ぶ『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-』です。とても個性的なゲームですね。遊んだ後にストーリーで泣きそうになります。遊んだことがない方にぜひ試して欲しいです。
――『永遠の七日』のキャラクターのコスプレをしていますが、お好きですか?
Sharksame
このゲームはキャラクターの衣装がとてもカッコ良いですし、素敵な声優さんがたくさん演じているので、大変豪華な印象を受けます。世界観に魅力を感じますね。
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「小さい頃はコスプレの先生になりたかった」というSharksameさん。今もコスプレを続ける理由は、喜んでくれる人がいるからだと言います。来日したこともあり、「すごく情緒があって素敵な景色が多い」と、日本の景色を絶賛していました。今度は桜が咲いた時期に遊びに来たいそうです。
■コスプレイヤーインタビュー連載について
『Fate/Grand Order』や『グランブルーファンタジー』など、近年は数多くのソーシャルネットゲームが世に出ています。スマートフォンで手軽に遊べることに留まらず、フェスなどのリアルイベントが開催されることも人気を後押ししています。イベント会場では、作中に登場するキャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーが登場することが増えてきました。
インサイド編集部ではゲームのプロモーションなど、今後ますます活躍が予測されるコスプレイヤーに注目。とくに世界最大規模のゲーム市場を持ち、日本への進出の機会が増えている中国コスプレイヤーも含めて定期的に紹介 していきます。
画像提供:Sharksame(Twitter:@Sharksame_0208)
取材協力:Relighting(Twitter:@shirokuro_0517)、楽府(weibo: 魔法少女乐府酱)from「萌鳩」