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同イベントは入場無料で来場者には先着で缶バッジをプレゼント。会場内には等身大キャラパネルやCMに使用した衣装や小道具、ゲーム内グラフィックが展示され、会場限定のオリジナルグッズ購入や、好きなキャラとユーザーの名前が入った「オリジナル名刺」が作成でき、さらにはユーザー同士のコミュニケーションスペースも設けられていました。
本稿では3月16日に開催された、司会のさとうさん、同作のPR担当を務める新永氏、山岸プロデューサー、同作のキャラクター「セリア」の声を演じる立花りあんさん、公式コスプレイヤーの五木あきらさんによる、ここだけでしか聞けない“ぶっちゃけ”トークショーの模様をお届けします。
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■『グラサマ』のアートを語る
・最初に描かれたユニットイラストは「クライド」
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まずは一番思い入れのあるアートを語ることになり、新永氏は「クライド」を挙げました。『グラサマ』ではドット絵で描かれたキャラクターたちが戦うことが特徴ですが、「クライドは最初にできたユニットです。ドットで作る上で、どういうテイストにするか、頭身をどれくらいにするか、半年ほど何回も作り直し、それがグラサマの他のキャラを作るうえでベースになりました」と明かしました。
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ユニットイラストにおいても最初に描かれたのがクライド。キャラクターの存在感を出しつつも、エフェクトをしっかり描けるように試行錯誤しましたが、完成したイラストは初期の『グラサマ』アプリアイコンで1年ほど使われました。
・覚醒キャラから鼻と口が付いた理由
また、新永氏は覚醒キャラ(星5からさらに進化)についても、新しく強くなるのでアートにおいても新しい要素として鼻と口を導入することになった経緯を説明。中でも覚醒開放初期の「覚醒リーゼ」がとくにお気に入りだと明かしました。
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新永氏が「ユニットイラストの迫力を残しつつも、キャラのカッコ良さや可愛さを良いバランスで残せたらと思って、その後もたくさんユニットを作っています」とこだわりを伝えると、五木あきらさんも「たくさんキャラが増えたので、鼻と口があったほうがパッと見た時に区別が付きやすいです」と頷きました。ちなみに、将来的には全ユニットに鼻と口を搭載することを考えているようです。
・五木あきらがコスプレしたい『グラサマ』キャラは?
好きなキャラへ話題が移ると、立花さんがすかさず「(演じているセリアを)推して」と五木あきらさんにアピール。しかし、五木あきらさんは「セリアは露出が少ないから。私は露出している女の子が好きなので」と明かし、闇属性キャラがお気に入りで「ダリア」や「レム」などはパーティーに組まなくても育てていると伝えました。
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五木あきらさんは今後したい『グラサマ』のコスプレについても悩んでいるそうで、「グラサマのイラストは豪華で細部まで凝っているから、衣装製作の際に衣装の前後を確認できないので難しいんです。模様も繊細だから勝手な想像で作っちゃいけないと思っています」と明かしました。
これに対して新永氏は、現在はキャラごとに衣装設定画などはないものの、「あきらたそのためにこちらが新たに用意するしかない」と決意したようでした。
・気になるキャラクター人気投票の結果は?セリアはランクインしている?
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立花さんは「私はやっぱり自分のキャラが好きです」とアピールし、先日開催されたキャラクター人気投票結果の発表を気にしました。山岸氏が「今回は約3万6千票も頂きました。週明けくらいに発表予定」だと伝えると、立花さんは「どうしよう!1位だったら!」と期待を寄せました。
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ここで、会場内にはランキング上位のキャライラストが隠れていることが明かされると、立花さんは期待のボルテージがさらに上がったもよう。しかし、五木あきらさんに肩に手を置かれ、「大丈夫だよ、セリアはいない」と明かされます。「10位以内にも入っていないですか?」とすがる立花さんでしたが、五木あきらさんは「入っていないと思う」と辛い現実を伝えました。
山岸氏も「セリアは良いユニットだと思うし、僕も好きですし、一緒に頑張っていきましょう」と立花さんをフォローし、「水着バージョンを出せば、人気が上がるかもしれません」と可能性を提示。五木さんが「やっぱり露出」と賛成すると、立花さんも「胸をちょっとふくらませてもらって…」と真剣な面持ちで要望を伝えました。
■『グラサマ』のドット絵にかける想い
続いて、同作におけるドット絵制作が明かされました。開発初期からの定番は、キャラ1体ごとに複数のドット絵やモーションが制作され、連番で表示させて動かすやり方です。
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山岸氏は「完成したドット絵を一度バラバラにして、バックボーンにくっつけてコマ送りにしている。そういう形でやらないと、現在のような動きを出せない特殊なやり方で、労力を使い過ぎたというのがあります。量産には向かないので、最近はボーンを使わずにコマ送りで作れるやり方に移行しています。ちょっとだけ簡略化できます」とドット絵制作の労力の大変さを明かしました。
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完成したドット絵の連番に音やエフェクトを付けるソフトでは、エフェクトが増えるほどタイムラインが増えるという手間のかかり具合が確認されました。
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山岸さんが「ある程度まで演出を凝ると、それぞれに必要な要素が最低でもこれだけ増えます。モーション、エフェクト、当たり判定などですね。1体1体が格闘ゲームを作っているかのようです」と明かすと、新永氏も「スタッフを褒めてあげたい」と頷きました。
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また、ボスは基本的にはドット絵ではなくイラストを動かしていますが、細部まではっきり描かれており、実際に拡大しても画質が荒くならない解像度の高さが確認できました。
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「キャラもそうですけど、ボスがこれだけ動くゲームも少ないと思います。なかなかできない」と自信を覗かせました。
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■ユーザーと一緒に楽しむ「グラサマ記憶お絵かきクイズ」や「質問コーナー」も
ここまで、いかにドット絵やユニットイラストの制作が大変かを語ったところで、登壇者5人が与えられたお題に沿って描いたイラストが何なのかを来場者が当てるクイズ大会が開催。正解者は限定の「ボルネオカレー」がプレゼントされました。
これには立花さんや五木あきらさんも自信なさげの様子でしたが、特徴を捉えたイラストは見てすぐに伝わるクオリティーであっという間に当てられます。
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難易度が高めのお題だったのが、新永氏と山岸氏の2人。参加者も正解を当てるまで一苦労でした。
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クイズ大会の後はTwitterで募集していた質問に山岸氏が答える「質問コーナー」。今後のオフラインイベントの予定や高難易度クエスト、ストーリーの追加など様々な質問が寄せられました。明かされた新情報では、今後は「グランドバトル」が実装予定だということでした。
会の締めくくりに、新永氏は「多くのユーザーがいつもファンアートを投稿してくれているので、嬉しい。1枚上がる度にスタッフは喜んでいますので、これからも投稿してください」と呼びかけました。
山岸氏は「『グラサマ』はリリースするまでは我々スタッフのRPGだった。しかし、リリース後は皆さんから意見をもらい、声優やコスプレイヤーに参加してもらえるようになり、ようやくプレイしてくださっている皆さんと我々スタッフ、『僕らのRPG』と言えるようになったと思います。是非プレイして応援してください」と感謝を述べました。
五木あきら「ミラ」コスプレフォトレポートはこちら