アニメ!アニメ!では、冬コミの全体レポートを3日間お届けしてきました。ここからは会場で見かけた素敵なコスプレイヤーをピックアップしたインタビューをお届けします。
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コミックマーケットは世界最大級の同人誌即売会であるため、世界中からコスプレイヤーが参加します。とくに近年は中国コスプレイヤーが毎回話題に上ります。
しかし、今回の冬コミでは韓国コスプレイヤーの存在感が例年よりも強かったです。中国や台湾ではコスプレ文化が日本と同じく発展していますが、韓国のコスプレ事情はどうなのでしょうか?
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せっかくなので、会場で出会ったHattieさん(@hattie_cos)、Nellyさん(@nelly_chop)、蝶瑠朱さん(@Cheolsu_cos)の3人の韓国コスプレイヤーに、韓国コスプレ事情を訊きました。
■Hattie(へティ)
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――コスプレを始めたきっかけは?
Hattie
韓国で開催された同人誌即売会「Comic world」に参加したのがきっかけです。好きな作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーが歩いているのを見て、キャラクターが現実に飛び出したみたいで感動し、憧れを抱きました。さっそく、次の「Comic world」でコスプレ参加したんです。
――韓国でコスプレ人気は高いですか?
Hattie
韓国でコスプレイヤーは昔からいましたが、趣味や仕事として認められるようになったのは最近です。国内ではアニメよりもゲームキャラクターのコスプレ人気が高いです。しかし、サブカルチャーに関心が高い人を除いては、コスプレについてよく知らない人が多いです。
韓国の多くの方にとってコスプレは未知の領域ですから。周りの人に「コスプレイヤーとして活動しています!」と言っても「それはなに?」と知らなかったり、誤解していたりする方が多いです。けれど、コスプレイヤーのメディア露出増えていけば、ひとつの良い文化として定着できると思います。
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――韓国では年間通じてどんなコスプレイヤー参加型のイベントがありますか?
Hattie
代表的なのは同人誌即売会「Comic world」と、ゲームショウ「G-STAR」です。他にも個人や企業が主催する様々なイベントがあります。
――韓国もゲーム人気が高いですが、公式コスプレイヤーのお仕事は多いですか?
Hattie
ゲームショウでは、キャラクターのコスプレモデルを起用することがあります。この場合、一般モデルに依頼することもありますし、コスプレイヤーに依頼することもあります。
――コミケに参加する理由を教えてください。C95を振り返っていかがでしたか?
Hattie
コミケは世界最大級の同人誌即売会で、コスプレイヤーが非常に多く参加しますから、ずっと参加してみたいと思っていました。私は韓国に住んでいるのでなかなか機会がありませんでしたが、C94と今回が2回参加させて頂きました。色んなコスプレイヤーや出展ブースを直接見ることができてとても嬉しいです。
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――C95では韓国のイベントと違いは感じましたか?
Hattie
最大の違いは会場の規模です。韓国ではコスプレイヤーとカメラマンの数が少なく、イベントに参加せず個人撮影だけをしているコスプレイヤーが多いです。C95に参加しながら、韓国のイベントもいつかこんな風に大きくなって、参加するコスプレイヤーが増えたら良いなと思いました。
――今後の目標を教えてください。
Hattie
趣味として始めたコスプレですが、今は韓国だけではなく様々な国の人と交流するきっかけになり、憧れの日本でも活動ができるようになって嬉しいです。韓国のコスプレイヤーと言えば「ヘティ」が思い浮かぶように、これからも様々な形でコスプレの楽しさを伝えられるように頑張って行きたいです。
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