ゲーマーの集う本サイトの読者の方も、どれも懐かしく思い出のある作品ではないでしょうか?
今回は、その中の一つ『スーパーマリオブラザーズ2』の、筆者の思い出を語っていきたいと思います。
初代から急激な進化を遂げた『マリオ2』に苦戦
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読者の皆さんだけでなく、「ゲームをあまりプレイしたことがない」という人でも一度は触れたことがあるタイトルではないでしょうか。もちろん筆者も『初代マリオブラザーズ』の頃からプレイしていた思い出のゲーム。無印マリオをやり込んでおり、サラッとクリアするつもりで『スーパーマリオブラザーズ2』に挑戦しました。
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結果は…惨敗…。
ステージ1-1から難易度上がり過ぎで、スーパーキノコも簡単には取らせてくれない仕様。しかも、その後すぐに現れる毒キノコ!よく見ると1upキノコよりも色の悪いのが特徴でしたね。「サラッとクリアする」なんて思っていた自分が恥ずかしい…以前の優しいマリオはどこへ行ってしまったの!?
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ちなみに、スーパーファミコンの『マリオコレクション』に収録されている『スーパーマリオブラザーズ2 』では毒々しい紫色でしっかりとドクロマークまで付いている毒キノコに差し替えられています。
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テングダケを持ち帰って母大激怒
あまりにもマリオにハマっていた筆者はたくさんの楽しかった思い出とともにたくさんの悲劇にも見舞われました。今だからこそ笑い話になるような、でも我が子には真似させられない淡い思い出…
・過激になるマリオごっこ
当時、筆者の周りでもマリオは大人気だったので、公園で遊ぶ時にもマリオごっこにいそしむなんてこともしばしば。クッパ役がジャングルジムの上に登って、ピーチ役だった筆者はジャングルジムの中で捕らわれている演技を。HELP!なんて叫んだものです。
そこへマリオ役が颯爽と登場!ゲームのようにマリオが走ったりジャンプしたりするかと思いきや「喰らえ~ファイアボール!」とポケットから小石を取り出しクッパに向かって投げますが…真下にいる筆者にも直撃します。おいマリオ!ピーチ姫(筆者)にもファイアボールあたってるぞ!
後日、クッパ役の友人が幼稚園の先生に報告…がっつりお説教されたわけですが、被害者である筆者も一緒に怒られました。そういう現場を目撃しておきながら一緒に遊んでいたので同罪だったというわけですね…
いま思えば、「人に向かって石を投げる」という子供には絶対に真似をさせたくない遊びに興じていたのです。よく皆怪我しなかったな…
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・学校帰りに見つけたアイテムに母大激怒、もう少しで死ぬとこだ
小学校の下校時、家までのショートカットの為に少しだけ山道を通って帰っていた筆者。白樺の木の近くにそいつはいたのです。赤い傘に白い模様…まさしくスーパーキノコ!手の大きさ程のサイズでテンションは一気にMAX!
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ルンルン気分で家に持ち帰り自慢げに母に見せたところ「バカじゃないの!?早く捨ててきなさい!急いで手洗って!」と大激怒。「おいおい母ちゃん、スーパーキノコだぜ?」と、なぜ怒られているのかもわからずしょんぼりしながら庭の隅へと捨てたのでした。
大人になってからわかったのは、筆者が拾って来たのは『ベニテングタケ』という毒キノコ…。腹痛や嘔吐などの症状が起こり、稀に死に至ることもあるとのこと。子ども心にマリオみたく大きくなれるかな!?なんて食べてなくて良かったと今ではホッとしています。ベニテングダケでなく、そのへんに生えているキノコを食べる、なんてことは絶対にやめましょう!
現在の筆者の子どもは当時の筆者とほぼ同じ歳ですので、その辺にあるものに興味津々です。触ってから「コレなぁに?」というのは日常茶飯事…当時の母の気持ちがようやく理解できた気がします。我が子よ…触る前に聞いてくれ!
今でも根強い人気のマリオ。強靭な脚力と、何回倒れてもクリアまで諦めない不撓不屈の精神は、時に子ども達のヒーロー的存在!ただ、筆者のように無邪気に遊んでいると思わぬアクシデントに繋がることもあるのです。
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”マリオはゲームの中のスーパーヒーロー”です。たとえごっこ遊びであろうと友達に石を投げてはいけないし、実際にスーパーキノコを見つけても、道端で怪しいキノコを見つけても、決して大きくなれないので食べないようにッ!筆者との約束だぞ!