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様々な期待作や注目作が毎月登場しており、どの1本を選んで購入するかは毎回悩ましい問題です。基本的には、自身の好みや直感に従うことが多いと思いますが、時には他の人の意見を参考にしたい場合もあるでしょう。
そこでインサイドでは、「あなたが注目する今月の新作はどれ?」というお題のアンケートを実施しています。今月は、8月1日(パイの日)に発売された『オメガラビリンス ライフ』で幕開けしましたが、大半のタイトルは下旬に集中。これから発売される新作も、見逃せないものばかりです。
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ようやく暑さが和らぐ兆候を見せ始めており、気温的にもゲームをじっくりと遊べる時期になりつつあります。このタイミングだからこそ、新たに遊ぶ1本は厳選したいところ。読者の反応を参考に、次に遊ぶ作品をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
◆第4位『オメガラビリンス ライフ」:4.8%
ローグライクと美少女要素を融合させるという、大胆な提案で注目を集めた異色シリーズの最新作が登場。一部のキャラが続投する以外は、これまでの舞台や主要人物を一新したほか、花を育てて戦力を強化するといった新システムも搭載する「オメガラビリンス ライフ」が発売を迎えています。
美少女推しの作品は、ゲーム性が残念なケースも一部でありましたが、本作はローグライクの部分も王道進化。ローグライクの厳しさが待ち受ける一方で遊びやすさが向上してているほか、対策手段もしっかりと用意されており、初めて遊ぶローグライクRPGとしてもお勧めです。ただし、嬉し恥ずかしなシーンもたっぷりあるので、第三者の視線にはご注意を! なお、セクシー要素がマイルドになったPS4ソフト『ラビリンス ライフ』も発売中です。
◆第4位『DEAD OR SCHOOL』:(4.8%)
(※映像はSTEAM版です)
地上がゾンビに制圧され、地下に住むことを強いられた人類。そこで生まれ育った少女「ヒサコ」が、地上の楽園「学校」に憧れを抱き、地下列車で地上を目指す物語を描く『DEAD OR SCHOOL』。一足先にSteam向けにリリースされたハクスラACTが、いよいよニンテンドースイッチとPS4に登場します。
手強いバトルに立ち向かう鍵は、敵から入手できる3種類の武器。改造による強化もできので、各武器ごとのスキルと組み合わせて、自分好みの戦い方を見つけてみましょう。また、探索要素となるコレクションを集めるとパラメータがアップするので、こちらも見逃せません。パッケージ版(3,980円+税)、ダウンロード版(2,916円(税込))ともにお手頃価格なので、気軽に手を出しやすいのもポイントです。
◆第3位『鬼ノ哭ク邦』:14.3%
『いけにえと雪のセツナ』や『ロストスフィア』などを手がけたTokyo RPG Factoryの最新作『鬼ノ哭ク邦』は、様々な武器の特色と多彩なスキルを組み合わせて戦う、自分なりの戦い方を見い出せるアクションRPGです。
ジョブに当たる「鬼ビ人」を育成すれば戦闘の手助けになるのはもちろんですが、過去の記憶を垣間見ることもできるので、深く知るほどに愛着が湧き、一体感が増していきます。また、生と死を描く展開からは命の重みが感じられ、物語がどのような着地を迎えるのか非常に気になるところ。ストーリーとゲームシステムが噛み合う『鬼ノ哭ク邦』で、この夏に忘れられない思い出を紡いでみるのも一興でしょう。
◆第2位『アズールレーン クロスウェーブ』:28.6%
様々な艦船を美少女に擬人化し、彼女たちを率いて海戦に挑む『アズールレーン』。その魅力を受け継ぎ、3Dシューティングバトルという新たな装いでPS4に進出を果たすのが、進撃海戦RPG『アズールレーン クロスウェーブ』です。
『アズールレーン』でお馴染みの美少女たちが3Dモデルとなり、TPS視点で迫力溢れる戦闘を展開。彼女たちをとことん育成するもよし、「フォトモード」でじっくり鑑賞&撮影を楽しむもよし。『アズールレーン』をこれまでとは違う角度から楽しめるこの一作に注目が集まっており、アンケートでも高順位を獲得する結果となりました。
◆第1位『ASTRAL CHAIN』:47.6%
今回のアンケートで堂々の1位を飾ったのは、プラチナゲームズが開発を担当した『ASTRAL CHAIN』でした。数々の名作アクションを手がけた同社が、「二者一体のデュアルアクション」という新たな楽しさに切り込んだ本作は、多くのユーザーの心を掴んだ模様です。
特殊兵器「レギオン」と共に挑むバトルでは、レギオンと同じ敵を攻撃するだけでなく、それぞれ別の敵を攻撃したり、主人公がレギオンのサポートに回るなど、多彩なスタイルで戦闘に臨むことができます。近未来都市を舞台に展開する新感覚の二者一体アクションを、この夏の締めくくりに遊んでみてはいかがでしょうか。
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