
まだまだ暑さが厳しい2019年8月25日、千葉県の市原市市民会館では、『アイドルマスター SideM』の5周年および、『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!(エムステ)』の2周年を記念したイベント「アイドルマスターSideM 5th Anniversary Because of You!!!!! ~in 市原~」が行われました。8人のキャストが登壇し、トークやライブを繰り広げた本イベントのレポートをお届けします。
今回のイベントに出演したのは以下の8名です。
神原大地さん(伊集院 北斗役)
仲村宗悟さん(天道 輝役)
高塚智人さん(渡辺 みのり役)
堀江瞬さん(ピエール役)
山谷祥生さん(蒼井 享介役)
中田祐矢さん(清澄 九郎役)
小松昌平さん(牙崎 漣役)
浦尾岳大さん(兜 大吾役)
※順不同

齋藤社長の暑い、もとい熱い挨拶/諸注意から始まったイベント。普段のライブなどで毎度挟まれる諸注意ですが、今回は5周年に関するメッセージも届けられました。続いてアイドルたちからの言葉が流れると壇上にはキャスト陣が現れます。

イベントは315プロ通算2曲目の全体曲「Beyond The Dream」からスタートし、会場の盛り上がりは序盤から最高潮に。キャスト陣はそれぞれユニット衣装や共通衣装ではなく、ライブのアンコール時によく着用しているユニットカラーのTシャツに身を包んでいました。リラックスしつつも気合たっぷりのキャスト陣によるパフォーマンスは元気をもらえるような楽しさで、ハナマル笑顔な浦尾さんと、笑顔というより笑みという表現が近い小松さんの表情の対比も面白い一曲でした。


市原でもチャオを繰り出した神原さんをはじめ、キャスト陣それぞれがあいさつを済ませると、プロデューサーさんたちから送られた祝辞がピックアップされて紹介されました。本イベントでは、ニコ生でも放送されており、放送内の総コメント数でプロデューサーさんに配布されるプレゼントが変わる企画も。果たしてどうなるのでしょうか……!
本イベント最初のコーナーは、この5年間でどう成長した、あるいは変化してきたかを振り返る「Sideストーリー」です。神原さんは「こういった(イベントのような)空間に慣れた」と明かした一方で、仲村さんに対しては、昔は緊張していたのに今は好き放題楽屋で歌ってるという、はしゃぎっぷりを暴露。加えて、追い打ちするかのようにマイナス1チャオを言い渡していました。また、黒いTシャツを着ているがために暗い背景と同化していた小松さんは、みんなとの絆が深まった旨を雰囲気たっぷりに語っていました。


また、プロデューサーさんからは、「ハロウィンカーニバル」イベントを走り、上位報酬みのりさんを獲得できなかったものの、数年後トレードでチェンジできたことや、筋肉好きなプロデューサーさんが「HEAT UP SUMMER LIVE」イベントで現れる筋肉について語るコメントなどが寄せられていました。このコーナー中、Beitの2人がマイクにのってないところで耳打ちして話していたりといった思わずニコニコしてしまうシーンもあったのが印象的です。


ここで『エムステ』のサービス開始日と神原さんの誕生日が同じ8月30日であることに話が及びます。そこで仲村さんがすかさず「神原イブオンステージ」と発言すると、神原さんは仲村さんに対し「そういうとこだけ尊敬してる」と褒めてるのか褒めてないのかわかりにくい賛辞を贈っていました(ちなみにこのイベント日は高塚さんの誕生日でした)。

続いてのコーナー「5周年プロデューサー調査報告!」では、先日より募集していた3属性のうち、どれが最も多いのかという調査結果を発表。会場内でコンサートライトを振って確認したところ、会場のプロデューサーさんたちは、気持ちメンタルが多め(筆者もメンタルでした)。ニコ生でもメンタルが多く、調査報告の結果でもメンタルが最も多いということなので、興味深い結果と言えそうですね。


神原さんは、周囲からメンタルっぽいと言われつつ「やだ絶対インテリ」とインテリを固辞。山谷さんはフィジカルとボケつつもインテリ(メンタリストに似てると言われるらしい)、小松さんはインテリと言う前に「違うよ」と総ツッコミを受けつつも、いつも理論に基づいた行動をしているという理由からロジカルインテリと主張していました。
高塚さんは、実際に調査したこともありメンタル、デコピンで電信柱を折る夢を見るという仲村さんは満場一致でフィジカル、浦尾さんは自らはフィジカルと言っていたものの、インテリのインは陰、メルヘン(山谷さん談)などと言われていました。
堀江さんはまごうことなきインテリと主張し、布団を出る際、どっちの足から出るか、など理論(?)に基づく行動を明かしました。中田さんは、パッと見インテリぽいが、話すとほわっとしてると言われるという理由からメンタルだということです。
このようにキャスト陣もメンタルが多めでしたが、フィジカルはやはり少ないようで、この日参加していないキャストでも、増元拓也さん(信玄誠司役)さん、濱野大輝さん(円城寺道流役)くらいしかフィジカルとして名前が挙げられませんでした。
続いては、ゲームコーナー「アニバーサリーミッション!」。各属性ごとのチームにわかれ、箱から引かれたアイドルの問題に答えていきます。ここで正解すると、ニコ生コメント数の報酬とは別のアイテムがプロデューサーに贈られるということなので、キャスト陣の気合いも十分。

まず、インテリチームの問題は恒常Rの葛之葉雨彦が持っている紙はなに?というもの。選択肢は、アヤカシ清掃車マークのしおり、お祓い用のお札、式神用の紙人形、割引クーポン券でしたが……。プロデューサーさんたちの意見も聞いたインテリチームは正解のクーポン券を言い当て、見事的中。

フィジカルチームは、木村龍が飼っているチワワの名前は何でしょう?という問題でした。選択肢はジョニー、ジョン、ジュン、ジョージでしたが、ここでロジカル小松の推理が冴え渡り、ジョンなのではないかという結論に至ります(プロデューサーさんたちも同意見)。正解もしっかり「ジョン」ということで、小松さんがインテリの名に恥じぬ力を見せつけました。

残るメンタルチームには、舞田類の座右の銘はLife is …なんでしょう?という問題が出題。ワンダフル、ナイトメア、ビューティフル、パーティの4つが提示されましたが、中田さんが小松式ロジカルシンキングを取り入れ、どちらもフル、で終わるビューティフル、ワンダフルに絞り込むと、見事ビューティフルを言い当て正解しました。

そして最後は、全員で挑戦できるものの、間違えたら今までの報酬をすべて失うスペシャル問題に挑戦。315プロのプロデューサー募集要項に「○○に溢れ共に~」という部分があるが……?という問題でした。この意見はプロデューサーさんの意見(オーディエンス)が聞けないということで運良く落ちていたテレフォンを使用すると、会場内の神原さんに通じるという茶b、一幕が。どうなることかと思いきや、神原さん(北斗)が、ペアッション(パッション)とクールに答えを教えてくれたので、無事正解しました。

コーナーが終了すると告知タイムに。ここでは2020年夏に実施される、『SideM』初の単独ドーム公演となる5thライブなどが発表されました。新情報については、インサイドで別記事にまとめていますので、そちらを参照ください。
朗読劇「5thアニバーサリーシアター」では、5周年を一緒に祝うアイドル達とプロデューサーとの一幕が展開。最強というワードに弱い漣、961時代のJupiterを振り返る北斗など、笑えてちょっと感傷に浸れるようなドラマを見ることができました。


5年の積み重ねを再確認できたような朗読劇のあとは『SideM』始まりの歌「DRIVE A LIVE」を披露。いつ聞いても気持ちを新たにできるような名曲でありながら、実家のような安心感に包まれるパフォーマンス。筆者もこの曲の歌詞に魅力を感じて『SideM』が好きになった経緯もあるので、今後もライブやイベントでも歌い続けてほしいですね。
と、ここでキャスト陣が一旦舞台袖に戻ると、輝が『SideM』における各ユニットの仕事や過去カードなどを紹介、冬馬は『エムステ』を振り返りました。

スクリーン上のムービーが終わると新共通衣装に身を包んだキャスト陣が新全体曲「PRIDE STAR」をフル初披露。ユニットやアイドル個人の特徴にあわせたそれぞれが微妙に異なる衣装の背面には、共通して『SideM』のエンブレムが。過去の全体曲に比べて、大きく動くような振り付けが多いような気がしたのですが、そっれによって衣装が映えているので、見ているのがとても楽しかったです。
また、翼を見せる、あるいは空にはばたくような振り付け、「We Can Fly」「大きな空へ」という歌詞などもあり、まだまだ飛翔を止めない『SideM』の決意のようなものが垣間見れた気がします。


ライブパートを無事終えたあと、最後に各キャストは挨拶。中田さんは、『SideM』がここまで大きくなれた理由として本イベントにも名付けられた"Because of You"に触れ「あなたがいたから、プロデューサーさんがいたから」とコメント。小松さんは5周年のアニバーサリー新曲に言及し「殺陣どうしようかな」と笑いを誘う場面も。堀江さんは自らの声優人生と一緒に歩んできた『SideM』という作品を振り返った一方、高塚さんに渡す誕生日プレゼントを玄関に忘れたという個人的な報告も飛び出しました。
神原さんは、ライブだけでなく、本イベント(千葉県市原市で開催)のように、色々なところに行きたいとプロデューサーさんと偉い人にお願い。キャスト陣、全員が様々な方向からこの5周年を振り返っていました。ドーム公演の場所も記事執筆時点ではわかっていませんが、果たしてこの先『SideM』はどこに飛んでいくのでしょうか。

イベントの最後にはニコ生での総コメント目標が無事達成(220,353コメント)されたこともわかり一安心。プロデューサーさんは『SideM』および『エムステ』にログインして報酬を受け取っておきましょう(おそらく既に受け取り済みでしょうが……)。

『アイマス』イベント恒例の最後のアレは仲村さんが担当。最初から最後まで笑顔が溢れる315なイベントとなりました。こちらの模様は、ニコニコ生放送のタイムシフトに登録すれば全編が視聴できますので、興味のある方はこちらよりチェック可能です!