◆6.ミニターボはあるけどほとんど裏技
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ドリフト中にハンドルを曲げ続けるとミニターボが溜まります。これも初代にはない……と思いきや、実は存在するようで超上級プレイヤーは使いこなしていました。
やり方は今と変わらず、Rボタンを押したあとドリフトして一定時間経ってから操作をニュートラルにすると発動。ただし見た目では判断できないのでかなり難しくなっています。これでいろいろなショートカットができるので、改めて挑戦してみるのもいいかもですね。
◆7.難易度をあげると敵の攻撃が超熾烈
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グランプリでは排気量によって難易度が上昇します。昨今ではライバルのカートがすごく速くなりテクニックも上昇する……という感じで、まっとうに難しくなるというべきでしょう。
しかし『スーパーマリオカート』は一味違います。速いのはそうなのですが妨害が熾烈。マリオがスターを使いまくる、ヨッシーがタマゴを投げまくる、クッパが炎を吐きまくる……。150ccになると妨害の恐ろしさが最高潮になるので、一度はこの荒々しいゲームバランスを体験してみるといいでしょう。
◆8.謎の黒い敵がいる
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『スーパーマリオカート』のV.S.モードでは、このモードでのみ登場する謎の黒い敵が現れます。左右に動くだけではあるものの、なかなか高速なので厄介な存在です。
当時はなんら不思議に思いませんでしたが、いまになってみると「こいつなんなんだろう?」と疑問が湧いてきます。おそらくふたりプレイでは障害物が少ないのでそのために配置されている存在だとは思うのですが……。
◆9.レインボーロードが同じだけど違いすぎる
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『スーパーマリオカート』にもさまざまなコースはありますが、一番印象的なのはレインボーロードではないでしょうか。虹色でキレイだけど落ちやすいレインボーロード! 昔はここを落ちずに走りきれるだけでもすごかったのです。
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『マリオカート8 デラックス』にもスーパーファミコン版のレインボーロードが登場しています。走り比べてみると再現度、そしてグラフィックの向上具合に驚くかも。
◆10.でもパーティーゲームとしての楽しさは変わらない
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こうして比べてみると『マリオカート』シリーズはとても進歩していることがわかります。キャラクター数やコースのクオリティ、より遊びやすくなったシステムなど。昔はスーパーファミコンの機能を使った挑戦的なタイトルだったというのも、感慨深いですね。
シリーズを細かく見ていくといろいろと差異はあるのですが、それでも「みんなで遊べるパーティーレースゲーム」という基礎はまったく変わりません。20年以上もずっと芯の部分は変わらない、というのが長寿の秘訣なのかもしれないですね。