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10月17日、株式会社ポケモンにて『ポケットモンスター ソード・シールド』の国内最速メディアプレビュー会が行われました。 本作は『ポケットモンスター』シリーズの約3年ぶりの完全新作となり、新しい要素であるポケモンの「ダイマックス」が注目されています。本稿ではイベントの様子からゲーム序盤とマックスレイドバトルのプレイレビューをお届けいたします。
■増田氏、大森氏が登場! 会場には歴代『ポケットモンスター』のソフトがずらり
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まずは会場の様子をご紹介!
会場に入ると本作の主人公、そしてジムリーダーやライバルたちのパネルが出迎えてくれました。彼らとどんな出会いをし、どんな成長をしていくのか、ワクワクしますね。
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歴代の『ポケットモンスター』ソフトが発売順に横一列に並んだエリアも! 懐かしさが刺激され、思い入れの深いパッケージを熱心に撮影してしまいました。
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本作に登場するポケモンのパネルも沢山並んでいました。伝説のポケモンのザシアン、ザマゼンタ、そしてガラル地方で発見された新ポケモンたち、リージョンフォームがユニークなポケモンたちが並びます。ガラル地方ではポケモンバトルが最もポピュラーなエンターテイメントということで、主人公のユニフォーム姿のパネルが用意されている点にも注目です。
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イベントがはじまり、『ポケットモンスター ソード・シールド』のプロデューサーの増田順一氏とディレクターの大森滋氏がステージに登場しました。
大森氏は、「“最強のポケットモンスター”を開発のテーマにし、新たな冒険の世界を開くことができました」と手ごたえを実感している様子。増田氏も「ポケモンを捕まえて、育てて、バトルして、交換する。歴代の遊びを追求した最強のポケットモンスターです」と語ります。
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試遊に先立ち、増田氏、大森氏から本作のポイントが紹介されます。やはり一番の目玉は、ポケモンが巨大化する現象を指す「ダイマックス」。ダイマックスポケモンは野生でも登場し、マックスレイドバトルでは野生のダイマックスポケモンに対し4人で協力して挑むことができます。こちらも体験できたので、のちほどレビューします。
「発表されていない新情報がまだまだあります。ポケモンが持つ普遍的な楽しさをガラル地方で体験しつつ、さらにどう進化したのかを皆さんの目で確かめてみてください」と語る増田氏。いよいよ実機プレイです!
■奥行が増した世界とたくさんの新要素
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まず主人公の住む家や町の中をチェック。家の中の小物はヨーロッパのアンティークのような雰囲気が漂い、景色も『ポケットモンスター サン・ムーン』のカラッと晴れた南国の雰囲気から随分と変化したと感じます。ヨーロッパの片田舎のような穏やかな景色が広がり、草や土の香りが漂ってきそうです。画面内のポケモンもごくごく自然に溶け込んでいて、畑に飛んでいるバタフリーや庭にいるスボミーなどはまるで違和感がなく、現実でありそうな錯覚さえ覚えます。
そして何よりも驚いたのは画面の奥行感です。遠くの山々や広い空がとても心地よく、次に向かうべき町が見えていてそのまま進めるのも斬新です。旅をしている感覚が増したと感じました。
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また、随所随所にムービーも差し込まれている点も注目ポイント。キャラクターの魅力や物語を盛り上げてくれます。
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草むらの野生のポケモンはシンボルエンカウントとランダムエンカウントの2種類に分かれています。草むらに入ると主人公がそろりそろりと歩くのも新しいですね。見えているポケモンを避けたと思ったら、こちらに気付いて別のポケモンが向かってきた!なんて場面もあり、スリル満点です。
ここではお伝えできませんが、序盤からまだ見たことのないポケモンがかなり登場しました。序盤でこんなに出てくるということは、発表されていない新ポケモンは何匹いるのか……!
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バトル中はYボタンで、現在のポケモンの状況が確認可能。例えば命中が下がる技を何回受けたのか、こうげきを下げる技を何回かけたのかを視覚的にチェックでき、次の戦略を練ることができるのです。
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お次はマックスレイドバトルを体験! まずはマックスレイドバトルができるワイルドエリアを軽く探索。
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ワイルドエリアは最も多くの種類のポケモンが生息するエリアということで、あちこちに野生のポケモンがいました。どうやら天気の影響もあるようです。Rスティックでカメラを動かしながら360度自由に動き回っていると、きのみのなる木を発見。ゆすって落として拾う事もできました。そして遠くをみると赤い柱のようなものを発見。どうやらこれが野生のダイマックスポケモンとバトルができる場所のようです。ホストになったプレイヤーが近づき、仲間にマックスレイドバトルを呼びかけ、Let'sバトル!
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マックスレイドバトルではそれぞれ手持ち、もしくはボックスに預けているポケモンから1匹を選んで出します。今作では登場する全てのポケモンをダイマックスさせることができます。
4人全員が技を出しますが、さすがダイマックスポケモン、そう簡単には倒れません。序盤は「楽かな?」と思っていても、どんどん辛くなっていきます。
しかしこちらも負けてはおりません。バトルに参加する4人のトレーナーの内、1人が1回だけダイマックス可能です。チャンスと見た筆者は惜しみなくダイマックス!
その姿は……プレイしてのお楽しみ! 相手も味方もダイマックスなド迫力のバトル。プレイヤー同士でワイワイ喋りながらプレイすると達成感もひとしおです。
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倒した後はお楽しみのゲットチャンス。チャンスは1回! このときは全員無事にゲットできましたが、ゲットできない場合もあるそうです。マックスレイドバトルにはランクがあり、より高いマックスレイドバトルに挑戦するにはストーリーを進めていく必要があるとのこと。これは長く遊べそう!
■ポケモンとして変えていくこと、変えないこと
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プレイ後には質疑応答の時間も用意されました。序盤に新しいポケモンが沢山出てきた点に関して、「最初のパートナーとなる、3匹のポケモンとのバランスを考えて登場させているのか」といった質問に大森氏は、「ポケモンをどこに生息させるかについてはかなり考えて配置されている」と回答。
「『ポケットモンスター 赤・緑』から最初の3タイプが固定だがこれを変えないのはなぜか?」という質問に増田氏は、「たしかに難しい。でもくさ・ほのお・みずの関係性がじゃんけんと一緒でとてもわかりやすいので、今のところ変えていません」と答えます。
今作では新ポケモンを発表する際にサイトの見た目が崩れたような事態が発生したり、ライブストリーミングが放送されたりと、面白い試みも行われました。これについて質問されると、「ポケモンとの出会いは、こういうことなんじゃないかという見せ方になったと思います」と増田氏。
ゲームとリアルの垣根が低くなるような施策が試されている点については、「ポケモンセンターに行かないともらえないポケモンがいますが、誰かと行った記憶とポケモンがリンクする体験を作りたいと思っています。家でインターネットでポケモンがプレゼントされても、そのポケモンは思い出に残らないと思うんです」と語ります。
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シンボルエンカウントとランダムエンカウントはどのように分けているのか、という質問には大森氏が回答。「『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』でシンボルエンカウントを楽しんでいただきました。その体験を今作でも入れたのですが、どんなポケモンと出会えるかわからないランダムエンカウントのワクワク感も失わせてはいけないと思いました。この二つを両立させています」と答えました。
また、今回は育成方面にも力を入れており、育成しやすい方針でゲーム全体のバランスを取っていると大森氏。最初の3匹も通信対戦でバトルできるくらいに育てることができるとのことです。
まだまだ多くの新要素を秘めていると感じた国内最速メディアプレビュー会。『ポケットモンスター』シリーズだからこそできる体験はそのままに、そして新しい体験もできる内容になっていて、さらに期待が高まりました。発売を楽しみに待ちましょう。
※画面は開発中のものです。
(C)2019 Pokemon. (C)1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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