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アトラスとヴァニラウェアがタッグを組み、少年少女の視線を通して壮大なスケールの物語を紡ぐ『十三機兵防衛圏』。待望の発売日が約一ヶ月後に迫っていますが、リリースに先駆け、「序盤まるごと体験版」の配信がスタートしました。
その名の通り、この体験版では本作の序盤を楽しむことができ、ボリュームは約3時間ほど。また、体験版のセーブデータは製品版に引き継げるため、遊んだ時間が今後のプレイに繋がるのも嬉しいポイントのひとつ。ですが、本作の世界を製品版よりも早く遊べるプレイ体験は、2019年3月に発売された『十三機兵防衛圏 プロローグ』で既に味わったという方も多いことでしょう。
このプロローグ版の登場から約7ヶ月を経て、今回配信が始まった「序盤まるごと体験版」。一体どんな内容なのか。プロローグの収録範囲も含まれているのか。本記事にて、その実態に迫ってみたいと思います。
◆冒頭からシミュレーションパート「崩壊編」が登場! プロローグ版購入者が味わえる新たな刺激はどれくらい?
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体験版を開始すると、冬坂五百里が機兵を呼び出す場面で幕を開けました。まずはADVパートが始まるのだろう・・・と思っていたら、画面はそのままシミュレーションパートに。そして五百里が機兵に乗り込み、初めてでぎこちない操縦ながらも、敵へと立ち向かう展開に。
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プロローグ版はADVパートのみの収録だったので、体験会などでプレイした方を除けば、多くのユーザーが初体験であろうバトルをいきなり味わう機会がやってきました。といっても、まずはそのゲームシステムをユーザーに伝えるため、チュートリアルを兼ねたバトルとなっています。
ここのバトルは、指示通りに進めれば問題なく勝てる程度の難易度。敵の一群も、多連装ロケット砲だけで壊滅できます。操作自体に複雑な点はありませんし、射程や範囲は視覚化されているので、見た目よりも分かりやすい印象です。
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機兵や敵、地形など、全てがデジタル的に表現されているので、写実的な迫力こそありませんが、戦況が把握しやすいメリットがありますし、ロケット砲やレールガンなどの火器の軌跡が気持ちいい! 一斉放射で無数の敵をなぎ倒す瞬間は、やはりテンションが上がります。
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五百里の援軍として鞍部も駆けつけ、今度は近接戦の指南。といっても、いずれの武器も、選択して対象を範囲に入れるだけ。敵が遠い場合は、別の武器に切り替えるか、移動で距離を詰めましょう。
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こうして最初のシミュレーションパートが終わると、ADVパートの「鞍部十郎編」がプレイ可能に。他のキャラは選択できず、まずは鞍部の物語を紐解くところから始まります。
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ネタバレになってしまうので、ストーリー面についての言及は避けておきますが、開始直後にプレイできる鞍部編は、プロローグ版に収録されていたものと同じ。また、プレイを進めると五百里編や比治山隆俊編も開放されていきますが、まずはプロローグ版に収録された物語が展開していきます。
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そして、彼らの序章の合間には、たびたびシミュレーションパートが挟まります。より多くのゲームシステムを、段階的に教えてくれる構造になっているので、シミュレーション初心者もすんなりとバトルに馴染めそうです。
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その後も、南奈津乃編や薬師寺恵編、網口愁編、関ヶ原瑛編の序盤の物語が開放。合間にシミュレーションパートが挟まるのも同様ですが、チュートリアル色は徐々に薄れていき、6戦目のバトルでは6機の機兵を操作する大規模戦闘に。敵も四方から押し寄せ、戦いが激しさを増していきます。
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そしてこの6戦目が終わると、バトルスタイルの選択(いわゆる難易度)が可能に。ここまでの戦闘は、シミュレーションゲームに慣れている方ならば問題なくクリアできます。もっと歯応えを求める人は「STRONG」を、シミュレーションに慣れていない方は「CASUAL」を選ぶのがお勧めです。
また、ここで「パート選択」が開放。ADVパートの「追想編」と、シミュレーションパートの「崩壊編」、そして入手した情報を確認する「究明編」を任意で選べるようになります。
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ちなみに、ここまでのADVパートの内容は、全てプロローグ版に収録されていました。ですが、プロローグ版を購入した方の特典として、全体の18~20%までの「追想編」と、5ステージ分の「崩壊編」を楽しむことができます。
この体験版が『十三機兵防衛圏』初プレイという方は、プロローグ版にはなかった「崩壊編」や「究明編」も楽しめるお得な体験を味わうことができます。そして、プロローグ版購入者の新体験はむしろここから。プロローグ版からもう一歩進んだ先の物語や、更なるバトルがあなたを待っています。
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初プレイの人はもちろん、プロローグ版ユーザーも嬉しい「序盤まるごと体験版」。魅力的な世界を味わいたい方は、早速この体験版をダウンロードし、現在・過去・未来を駆け抜ける少年少女の群像劇に触れてみましょう。
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